「目を覚ました！もう、心配したんですからね」
オレは、ベッドから眠い目をこすった。ん？どこだ、ここは？
「ここは？」
目の前の女性は・・・う〜ん、思い出せない。
「病院の中です、博士」
「は、博士？」
「私、テオドラです。覚えていないの？妙な遺跡が発見されたとき、博士がコンスタンチノープルで、日本語できる人、って、通訳で雇ってくれたじゃないですか」
そうか・・・堀内に殺された後、オレは元の世界に戻れたんだ。
「そうか・・・」
「もう安心ですよ。しかし博士、聞いて聞いて！あの後、あの遺跡の中、何があったと思います？」
オレはベッドから起き上がった。とても、そんなの分かるわけが無い。
「実は、我がビザンツ共和国の英雄、グレートヘルプ参謀長の、日誌が見つかったんです」
「なにぃ！？」
それで、一発で目が覚めた。ってことは、あれって現実だったの？
「そう言えばテオドラ、さっき、コンスタンチノープルって、言わなかった？」
「ええ、そうよ。ここはコンスタンチノープルです。ビザンツ共和国の首都じゃないですか？博士、ちょっと変」
「いや、一時的な記憶喪失だろう。無理もない、あれから１０日経っているし。もう、休ませてあげなさい」
医師だろうか？オレは薦められるがままに、ベッドに横になった。
そうか・・・あれは、現実だったんだ。元の世界に戻り、オレの知らない世界が広がっている。
明日は、世界地図を購入しよう。そして、あの時代、稀代の皇帝ミカエル８世に仕えたこの知識を生かして、また旅に出ることにしようと、オレは決意を新たにした。
いや〜、めでたく終了です。最後までつきあってくれた皆さん、そして管理人さん、ありがとうございました。
しかし、ビザンツ帝国のリプレイが無かったので、この度投稿させていただきましたが・・・
なんとなく、分かりました。
ビザンツ帝国、難易度高くない！国が大きくなってしまえばこっちのもの。苦難もそれほどナシ！
おそらく、それでおもしろそうなエピソードが無かったから、敬遠されていたのかな？とか、勝手に考えていました。ゲームでは、さすがに反省も多かったです。まず、最初に攻略したのがキエフ・・・
攻城兵器と、弓騎兵（狩猟騎兵）が編成可能な都市ということで、一石二鳥を狙いましたが、東欧のどうでも良い国家の中では屈指の強さを誇るキプチャク＝ハン国にケンカを売ったのがそもそも反省の１つですね。なぜなら、コンスタンチノープルは簡単に武具の都になります。キプチャクが持っていた「投石機」ですが、使用したのはペストを攻めるときだけでした。その後、あっさり火砲兵が編成できるようになり、
「オレの苦労は・・・」
とか、思いましたからね。
しかし、いきなりキプチャク＝ハン国を攻めたお陰で、東からのプレッシャーは、あまり感じませんでした。運も良かったと思います。いきなり、戦闘７２の連射付の将軍が手に入りましたから。その後も出るわ出るわ、この人材のお陰で、世界を統一できたようなものでしたし。王族も優秀だった。
（登場将軍の一覧もエクセル用に送付して頂きました。こちらからダウンロードできます。by Kircheis）
あんまり後書きが長くなってもいけませんので、これにて失礼します。
最後に、このリプレイを読んでいただいた皆さん、管理人さん、そしてゲームを作った株式会社光栄さんに、お伝えします。
ありがとうございました。
Ｐｒｅｓｅｎｔｅｄ Ｂｙ Ｇｒｅａｔｈｅｌｐ
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