南宋
国王：孝宗 所有都市：臨安、泉州
高い文化で人材確保
南宋は首都・臨安の文化レベルが非常に充実しており登用できる人材の質も高い。また華南は食糧の生産効率が高いので普通に内政をするだけでも国庫が窮乏することもないはずだ。弱点は戦闘向きの人材不足で、初期の人材では最も戦闘力の高い孝宗さえ60未満だ。この状態で金からいきなり開封を奪いかえすのはさすがに苦しいので序盤は人材と国力の充実を目指そう。
臨安の内政についてだが、５年以内に農耕の都・学問の都にして兵力を３〜４万を確保したい。人材確保については登用技能をもつ朱熹を泉州から呼び寄せて担当させればまず失敗はない。少なくとも内政向けの人材はすぐに質・数ともに容易に充実するので目標達成は台風直撃でもしない限り達成できるはず。それと文化特技をもつ将軍に泉州との交易を担当させておけば双方の文化レベルは早い段階で同等になる。その後は泉州に武器工房・練兵所を立て武器・戦術レベルをアップさせよう。武具・戦術の都になる可能性が出てきたらその称号が臨安に移るように調整しておくといい。ただ、そこまで待たなくとも学術レベルが充分高ければ戦闘70以上の人材もある程度そろえられるはず。この間の外交についてだが、開始一年程度で期限切れになる金との同盟は更新しなくていい。他国との同盟も必要ないが、充実した交易品を生かすべく交易目当てであえて同盟するのも一興ではある。
悲願の故地奪回を！
戦闘70以上の人材が揃い次第、開封奪回の軍を興そう。まずは槍騎兵を先行させて敵の迎撃を叩く。敵の狩猟騎兵には複数の槍騎兵で対処しよう。金は火砲兵が編成できるので都市攻撃では無理な力攻めは禁物だ。都市を包囲したら投石機ユニットを送り出そう。その際、燕京からの敵の援軍にも対処する必要があるので、包囲用の部隊を守る槍騎兵ユニットも派兵したい。投石機が都市に到着したら敵の火砲兵を恐れずに都市攻撃だ。開封攻略後は金にダメージ回復の機会を与えないためにも素早く燕京に踏み込もう（これで火砲兵が編成可能になる）。なお、この両都市の攻略に時間がかかり過ぎると日本の鎌倉政権が平泉の攻略を終えて臨安に攻め込む可能性がでてくる。二正面作戦を強いられないためにも攻略スピードにも気を配りたい。1205年頃には金の領地で耶律楚材と完顔陳和尚が登場する可能性が高いのでそれまでには決着をつけよう。
その後は会寧に追い詰めた金を滅ぼし、日本の鎌倉・平泉政権を攻略する。日本侵攻における海難事故の防止や進軍速度の向上のためにも臨安を水の都にしておこう。金・日本攻略で登用出来なかった有能な将軍は高麗で登用される可能性が高いので、高麗を脅迫で下せば彼らを丸ごと配下に出来るぞ。こうして戦力が充実したらモンゴルの諸国と対決することになる。