李朝
国王：高宗 所有都市：ハノイ
陳守度を出奔させるな！
ベトナムの李朝は国王・高宗やその子恵宗の能力が低めでそこそこの能力を持つ陳守度は極めて忠誠度が低い。その上インドシナ半島のアンコール朝が攻めてくる可能性が高く、CPUが担当した場合はこれに滅ぼされる事もしばしばである。幸いにしてハノイには文化アイテム・チャンパ米があるので田畑からの収穫が実質倍になる。この利点を活かし早めに財力・兵力を整えておこう。
ゲーム開始直後は宴で陳守度の忠誠を確保する。ハノイの内政は田畑・村の建設に絞り金銭は食糧の売却で確保する。村は1季節毎に二千〜三千人程徴兵できる数がほしい。国王は農業の特技を持ち政治力は陳守度の方が高いという状況ではあるが、子作りの機会を多く持つためにもイスラム商人のイベント対処するためにも国王を登用と宴に専念させ陳守度を労働ユニットにする方を薦める。収入と兵力を確保したら大学を多く建てて少しでも学術レベルを向上させたいところだが、この頃にはアンコール朝から攻撃される可能性が高い。
アンコール朝の猛攻を耐え抜け！
アンコール朝の軍勢は象部隊が含まれておりハノイの軽歩兵・軽弓兵だけでは一対一で戦うとまず勝ち目はない。複数の軍事ユニットでの包囲攻撃は必須といえよう。また敵軍はインドシナ半島の密林を抜けた後一旦海上に出る傾向があるのでこれを再上陸する前に叩くといい。この時の海戦で攻撃に参加する味方ユニットが多いほど航海文化が上昇するのも好都合である。アンコール朝の猛攻を凌ぎ李朝の血縁将軍が増えてきたら大兵力で反撃に転じる事になる。アンコールの国王ジャヤヴァルマンは非常に有能だが13世紀に入る頃に病死する傾向があるのでこの時に攻め込めば勝ちを得やすい。アンコール攻めは智謀が高い陳守度（婿将軍になっているとさらに良い）で攻撃して混乱コマンドを活用しよう。アンコール朝攻略後はアンコールの象兵を率いて北上し南宋の諸都市を攻略する事になるが、象兵を補充できる都市が間にないので泉州・臨安を連続して攻略する事を前提に象部隊は多めに用意しておこう。
もう一つの大博打
なお、このシナリオでは泉州には武力の低い文化人ばかり集まる事がある。時々状況をチェックし泉州の将軍の武力が50未満であれば国王と陳守度でここを急襲するのも面白い。勝てば大量の文化アイテムを入手でき、文化の高い泉州との交易で国力を一気に上昇させられる。ただしこの戦法でいくならハノイの守りも十分固めてアンコール朝に占領されないように注意しよう。ハノイを占領されたら泉州が南宋とアンコール朝から挟撃され極めて苦しくなるからだ。