アンコール朝
国王：ジャヤヴァルマン 所有都市：アンコール
東南アジアにおける一押し勢力！
蒼き狼４にて初めて登場したアンコール朝。史実では全シナリオの年代で存在したのだが、このゲームではシナリオ１しか登場しない。しかしシナリオ１の時代はこの王朝の全盛期。インド系ではプレイし甲斐のある国だ。
首都アンコールは建築文化が７２と高く東南アジアの国家の中では最も容易に都の称号が得られる。当面はアンコールを建築の都とするのが目標だ。アンコールはは密林が多いため労働ユニットの移動が困難で施設用スペースもやや少ないが、これを利用して製材所を多めに建設すれば密林との隣接で金銭収入が増加するので建築の都に近づく事と併せ一石二鳥の効果が得られる。以上より施設建設は製材所と村だけに絞り田畑は最低限の食糧を得る為河川沿いにのみ作っておく。序盤は隣接国が侵攻する事は殆どあり得ないし進軍されても国王や王族の象兵で迎撃すれば容易に撃退できる。国王のジャヤヴァルマンは登用技能があるので人材は割合集めやすい。登用した人材は忠誠度をある程度上げたらすぐ施設建築にまわそう。人材の集まり方次第だが、計画的に施設を作れば大抵５〜７年で建築文化が３桁に達するだろう。建築の都となればこの地方に多い台風の被害も受けなくなるは大きい。運が悪ければコンスタンチノープルに称号を先に取られる可能性があるが、それでも製材所のレベルが軒並み上がれば金銭収入は５千を超えるはずだし他の施設建設のスピードも上がるので内政はかなり楽になる。
街道を敷きつつ北上せよ
建築文化が３桁に達する頃には施設の建設スペースがかなり少なくなっているし兵力もそれなりに整っているはず。侵攻先のハノイに向けて街道を引いていこう。八割方完成したら国王ら数ユニットでで攻撃開始、象部隊がある程度揃っていればまず負ける事は無いだろう。この都市のアイテム・チャンパ米が得られれば食糧問題も解決する。その後は再度街道を北に伸ばし南宋の諸都市を狙いたい。この頃にはこの地域が混戦状態になっている可能性があるので金や鎌倉幕府との同盟も考えておこう。距離が離れている上外交特技のある将軍がいないとかなり厳しいが文化アイテムを贈呈すれば成功の可能性は高まる。南宋の都市は文化アイテムが充実しているので首都アンコールの文化上昇と質の良い同郷将軍を得る為にも多少の無理をしてでも挑戦したいものだ。中国では象を産しないので主力の象部隊の補充が厳しいが、アンコール朝の場合は臨安を占領すれば狩猟騎兵など弓騎兵が編成可能になるので多少は楽になる。アンコールからの象部隊とうまく組み合わせて独自の戦法を駆使するのも楽しかろう。
東南アジアは初期設定以外の史実将軍が在野で発見される事はまず無いし学術や武器文化も高くないので質の良い将軍を得るのは苦労する。その意味でも王族将軍は多く作っておきたい。ジャヤヴァルマンは割合長生きするのでチャンスは少なくないはず。また、当初の後継者候補サムタックは能力こそ悪くないがジャヤヴァルマンが死亡する頃にはかなりの高齢になっているのでこれも要注意だ。