ビザンツ帝国
国王：イサキオス2世 所有都市：コンスタンティノープル
高度な文明とテオドルスを最大限に活用しよう
蒼き狼２（ジンギスカン）の頃から選択可能な国とはいえ、国王が世界史上ではパッとしないこともあってやや地味な印象を受けるビザンツ。とはいえ、この時代では屈指の文明大国。コンスタンティノープルの高い文化を活用できればかつてのローマ帝国を超えることも夢ではない。
オープニングの目標はベネチア攻略だが、ここは足元を固めるのが先決。コンスタンチノープルの発展と配下の結束を図ろう。ゲーム開始時は忠誠度の低い配下が多いので(運が悪いと開始同時に出奔される)まずは宴を開いてある程度の忠誠を確保する。６０以上あれば出奔される事はまず防げるので余裕があるなら后を招いて子作りを兼ねるのもいいだろう。配下の人材はそれぞれ異なる取り柄を持っているので役割分担に迷うことは無い。能力のあまり高くない国王イサキオス２世も食糧の売買や宴での配下結束と子作りで充分役立てる。コンスタンチノープルを建築と芸術の都にするのもさほど時間は掛からないだろう。芸術の都を達成できれば食糧の確保を金銭での売買で賄えるようになるが不安があればバルカン側の河川に沿って田畑を作っておけば効率が良くなる。小アジアは村や金銭収入の施設に限定しておこう。バルカン半島の南部に食糧生産用の新都市を作る手もあるがアイユーブ朝から狙われやすくなるので序盤ではお勧め出来ない。
OP目標を達成するには
金銭、兵糧ともに余裕が出来たら戦争開始だが、ベネチアを直接狙うには距離が長すぎるのでまず同盟が切れたハンガリーのペストを攻撃しよう。攻撃側の中心は智謀・戦闘の高いテオドルスになるが婿将軍になってない限り国王ベーラ３世を相手にするには兵力面で苦しい。国王以外にも王族・親族がいる事だし彼らの兵力でサポートさせよう。弓騎兵が無い以上、騎士ユニットでペストを完全包囲した後で攻城塔などの兵器部隊を活用するようにしたい。勿論ベーラ３世の寿命が尽きるのを待つのもいい。エンドレ相手なら混乱コマンドが成功しやすくなるので一層有利に戦えるはずだ。ハンガリー攻略後は狩猟騎兵と十字軍が編成可能になるので戦術の幅が大きく広がり対ベネチア戦が有利になる。テオドルスの狩猟騎兵を中心に大軍を送って一気に勝負を決したい。ベネチア攻略後はテオドルスの全能力が上昇する。
ベネチア攻略後はペストとの近道の街道を作っておくと２ターンで隊商が往復可能になる。人材に数的余裕があるならそのまま神聖ローマ帝国を相手にするのも良いが、そうでないなら同盟を再締結して先に両シチリア王国とポーランドを攻撃しよう。両シチリア王国を倒せばバイキングを編成出来るので将来侵攻してくるアイユーブ朝の軍隊を海戦で撃退しやすくなる。ポーランドの投石機が入手できればコンスタンチノープルが武器の都になるのも早まるはずだ。
後継者についてはテオドルスを婿将軍に出来れば彼を指名しておきたいが、都市の文化度の高さから王族アレクシオス４世より優秀な後継者が誕生することも多いのでそういう王族が多く成人していれば彼らの中から選ぶのも悪く無い。