イギリス
国王：リチャード１世 所有都市：ロンドン
戦闘こそ獅子心王の生甲斐、序盤から猛ラッシュだ！
このシナリオのイギリスは最強の戦闘力を誇る国王リチャード１世や政治90のウォルターら有能な行政官がおり人材面ではかなり恵まれている。しかし近接するフランス・神聖ローマ帝国はいずれも劣らぬ強敵でしかも友好度は低い。その上イギリス本土の食糧収入の源・牧場はフランスやドイツの田畑に比べると効率が悪く普通に内政をしているだけでは時間がたつほど国力差が拡大してしまい先制攻撃を受ける可能性が高くなる。まったりとした戦略はむいてないぞ。
序盤に必ず行う事は二つ。登用コマンドでリチャード王に匹敵する戦闘スペックをもつロビン＝フッドを配下に加える事とジョンら忠誠度の低い将軍を宴で懐柔する事だ。首尾よくロビンを登用したらリチャード王・ロビンのコンビが出撃できるだけの兵力を村建設で整え、外征開始だ！運悪くロビンが他国に仕官した場合は出来るだけ早く彼を間諜で引き抜きたいところだが、見込みがないなら軍隊による敵労働ユニットの攻撃でフランスの内政を遅らせる戦術に切り替える。フランスより早く国力が整えばこちらからパリを包囲することも可能だろう。
ロンドンを発った戦闘バカコンビの目標だが、手動での戦闘に自信があるならパリ攻撃を勧める。フランス王フィリップ２世は超一流の能力を持つだけに苦戦が予想されるが予備兵力が少ない序盤なら２〜３度の波状攻撃で全滅可能だ。二人の連射技能を生かした長弓兵のアウトレンジ戦法やロビンの伏兵による城門攻撃や城壁越えを活用すれば活路は開けるはずだ。パリを占領したらフランスの遺臣を登用した後に神聖ローマ帝国のケルンを攻撃する。ここを守るフリードリヒ１世も強敵だが火矢を撃ってこない分フィリップ2世よりは楽な相手といえる。この二都市をおさえたら序盤戦はほぼクリア。じっくり国力を蓄えるもよし、引き続き遠征を続けるもよしだ。フィリップ２世と戦う自信がないならフランスを素通りしてイタリアの二都市・ジェノヴァとベネチアを先に攻略してしまおう。どちらの守将も能力はあまり高くないので勝機は十二分にある。この場合、その後は南北からフランスを挟み打ちにするか南進してパレルモ・チュニスを征服するかとなる。序盤のうちにこの四都市を占領すると文化アイテムの効果でジェノヴァかベネチアが水の都になる可能性が高い。これを利用して海路でアイユーブ朝を急襲するのも面白いだろう。まさに十字軍の再現だ。
このようなプレイスタイルを採っているとリチャード１世を前線で使う事が多くなり必然的に子作りをする機会が減ることになる。王族の数が少ないと後半で苦労するので、連戦の間にも宴は忘れないようにしたい。