神聖ローマ帝国
国王：フリードリヒ１世 所有都市：ケルン・ジェノヴァ
英仏を封じる事が出来れば序盤は簡単？
ゲーム開始時点から２都市所有していて、しかも国王のフリードリヒ１世も一流の人物。しかし隣国のイギリス、フランスの国王は更に優秀ときており、戦闘力では負けているのだから厄介だ。この２国を序盤から相手にする愚は避けるべきだ。
そのためには外交を駆使してこの２国を封じておく必要がある。ケルン〜ジェノヴァ間の交易を安全にするためにもここはフランスとの同盟を薦めたい。友好度は高くないが外交技能のある国王自身が出向き文化アイテムを贈呈すればほぼ成功するだろう。これでフランスはイギリス戦に集中するしイギリスもフランスの攻撃を受けるのが精一杯になる事が多いのでこの２国の脅威は無くなる。その上その上で内政に取り掛かろうケルンもジェノヴァも異なる文化が高いのでそれぞれの長所を伸ばす方向で進める。ケルンでは田畑・武器工房・製材所を、ジェノヴァでは大学と工芸所を集中的に作るといい。３年後には戦争を仕掛けられる国力になるだろう。
最初の攻撃目標はジェノヴァから至近距離にあるベネチアがいい。ただしジェノヴァは騎士が編成出来ないので必要ならケルンから騎士ユニットを移動させる必要がある。国王とハインリヒ６世が中心になって攻めれば充分だ。また、ノルウェーが南下してくる可能性があるのでジェノヴァにいる王族のシュヴァーヴェン公はケルンに移動させておくといい。次の目標は両シチリア王国のパレルモかハンガリーのペストになるが、前者は国王が火攻を持っているので火矢を警戒する必要があり、後者は国王が優秀な上狩猟騎兵を使ってくるのでいずれも厄介な相手ではある。戦闘に自信がないなら、両者が短命なのを利用して寿命の尽きた方を先に攻撃するのも一つの手だ。パレルモ攻略後はチュニスを、ペストの場合はクラクフを続けて攻略し、その後残ったほうのルートを攻略しよう。もしフランスとの同盟が続いているなら先にコンスタンチノープルを攻めるのも面白い。これで投石機、狩猟騎兵が揃い都市の文化レベルも大幅に上がるのでイギリス、フランスに対しても有利に戦えるはずだ。
譲位コマンドを上手に活用
ＰＵＫ版をプレイしているなら、譲位コマンドを使ってみよう。1194年にフリードリヒ２世が誕生したらその父ハインリヒ６世に譲位する。その上で1196、1198、1200年春にフリードリヒ１世を首都に残しておくとフリードリヒ２世に対する教育イベントが発生して戦闘力が上昇するのだ。ダンドロを配下に出来たら同様にして政治力を上げるのも面白い。フリードリヒ１世は事故死扱いされているらしくで寿命はやや長めなので、フリードリヒ２世が成人する１２０１年までは生きてくれるはずだ。史実では実現出来なかった三代揃い踏みでヨーロッパを統一しよう。