ベネチア共和国
国王：オリオ 所有都市：ベネチア
老将ダンドロの計略と外交がカギ
国王のオリオを含めて将軍が２名と心細い状況だが、智謀９０のダンドロの活用次第で十分躍進は可能といえる。第４次十字軍さながらにコンスタンティノープルを占領、ラテン帝国の再現としゃれ込みたいものだ。
ダンドロにはまず間諜として働いてもらう事になる。東欧諸国には忠誠度の低い将軍が多いので彼らを寝返らせる事が目標だ。「登用」技能をもつハンガリーのネマニャ・ビザンツ帝国のマンカファースを味方にしておけばより早く人材の数を揃えられるようになる。この間に国王は宴で後継者を作り、相場次第では食糧の売買を行うと商業特技があるので効率よく金銭を確保できる。
史実通り？にビザンツを潰せ
人材の頭数が揃い次第、国王とダンドロで至近距離のジェノヴァを攻略して後顧の憂いを絶っておく。両者とも城攻・伏兵の特技があるので伏兵による城門攻撃や城壁越えを駆使するためにも歩兵中心で編成しておくといい。智謀の高い後者で攻撃させ、国王は大兵力でサポートするのがベネチアの戦争スタイルになる。王族将軍が守っているものの能力は並以下ですから混乱をうまく使えば勝ち目は充分だ。これで十字軍が編成可能になり歩兵の攻撃力も上昇する。その上でフランス、両シチリア王国と同盟し交易相手にしよう。使者はもちろんダンドロだ。これで西からの脅威がなくなったらいよいよコンスタンティノープルへ進軍。まずは騎士の軍団を先行させて都市を完全に包囲、しかる後にダンドロと国王のコンビで攻撃するといい。文化アイテムの効果で難易度は高めだが宮殿破壊も厭わないなら勝算はある。ここを占領すればもはや一大強国といっていい。もしハンガリーのベーラ３世が死亡しているなら国王が非力になった分ペストを先に攻略すると狩猟騎兵が徴兵可能になるのでいっそう有利になる。
この時点で息子がいないと国王の死がゲームオーバーに直結するので序盤での宴による後継者作りは必修。運悪く息子が得られない場合は婿将軍を立てることになるが、ベネチアでは登用技能のあるフランチェスコが配下になりやすいので彼が第一候補になるだろう。尤も、僧侶を婿将軍にするのには抵抗を感じる人もいるかもしれないが…。