ノルウェー
国王：スヴェレ 所有都市：ベルゲン
スタートダッシュが肝心。赤髯王に名前負けするな！
シナリオ１のノルウェーは国王スヴェレが水軍適性Sで戦闘向き、王族も一人おり序盤では貴重な文化技能持ち将軍・スノリがいる。しかし登用技能を持つ将軍がいないため序盤の内政に必要な人材の頭数が不足しがちなのが難点だ。この状態を打破するには国王の高い戦闘スペックを生かした序盤からの積極的外征が効果的だ。
まずゲーム開始直後にスヴェレをオール軽歩兵でケルンに向けて出征させる。同年の冬には同都市に接することになるはずだ。ケルン防衛の指揮をとるのがフリードリヒ１世なだけに苦戦が予想されるが、開始一年目のケルンは規模が大きくないしスヴェレの機動・城攻の技能を活用すればあまり苦労せずに攻略出来るだろう。第１部隊を殲滅する事が不可能なら宮殿破壊を狙うのも手だ。ケルン攻略後はフリードリヒ１世親子は解放する。1194年以前に彼らを処断してしまうとフリードリヒ２世が誕生しなくなってしまうからだ。彼らに思い入れがないならその限りではないが…。
その後はケルンを本拠としフランスと同盟を結んで交易を行う。ケルンの規模がかなり落ち込んでいる上先述した人材の集まりにくさのためケルンの内政充実にはやや時間がかかるが国王親子が出撃出来る兵力は数年以内に整えたい。戦力が揃ったら一気にジェノヴァに進撃して神聖ローマ帝国をたおし、その勢いでベネチアも攻略してしまおう。その後の進撃ルートは比較的文化の高いパレルモ・チュニスへ進むか東欧のハンガリー・ポーランドを攻略するかである。後者の方が狩猟騎兵・投石機を編成可能になるためその後の戦闘で有利になるが、ここは神聖ローマ帝国やベネチア共和国の将軍達がどこに仕官したかで判断するのも手だ。フリードリヒ１世の一族やダンドロを捕えて登用できたら人材不足の問題も解決し彼らの教育による王族の能力アップにも期待できるからだ。特に1201年までにハインリヒ６世を登用できればフリードリヒ２世を自動的に配下にできるのでお得である。いずれのルートをとるにせよ、狩猟騎兵・投石機を入手しておけばイギリス・フランスとの戦いもかなり楽になるだろう。
ただしこの方法をとると、ジョン王謀反イベントが起きないため英仏の潰し合いが遅くなるしフランスから同盟を破棄される事も少なくない。そこで第二案として最初にノヴゴロドを攻める手もある。ここは特産物イベントで馬が発見されたら狩猟騎兵が編成可能になる（または馬産地にノヴゴロドからの移住ユニットを送り込む）。その後はクラクフ或いはキエフを攻めて投石器を獲得し、神聖ローマ帝国・フランス・イギリスの混戦状態の隙を突く作戦だ。一見遠回りにみえますが手堅さではこちらに軍配を上げてもいいかもしれない。
原案：赤の槍騎兵様、kama-@p.asia様（第二案）
（因みに赤の槍騎兵様はケルン攻略後、フランスと同盟して即座に、スヴェレをオール十字軍で出撃させてジェノヴァを落とし、ヴェネツィア攻略後にフリードリヒ１世一族を登用しています。その後は、バルバロッサとのコンビでパレルモ→チュニス→ペスト（ここでダンドロ登用）→クラクフと攻略し、狩猟騎兵と投石器で英仏を滅亡させています。）