オゴタイ＝ハン国
国王：ハイドゥ 所有都市：エミール
中央アジアを制してフビライと対決！
オゴタイ＝ハン国は他のモンゴル諸国より国力で著しく劣っている印象があるが、国王ハイドゥは極めて優秀だし同郷将軍を集められる都市エミールを有しているのが心強い。しかし現有戦力でフビライの元とやりあうのはさすがにつらい。互角に渡り合える国力を整えることが必要だ。
まず史実通りにチャガタイ＝ハン国の乗っ取りから始めよう。エミールを増築し蒙古騎兵を編成可能にしたらすぐさまハイドゥ自身を蒙古騎兵のユニットにしてアルマリクを攻撃させる。対戦相手は国王のボラクか王子ドゥアだが戦闘スペックは断然こちらが上だし兵力の少ない序盤ならハイドゥの連射技能を生かして一度の攻撃で攻略できるだろう。アルマリク攻略後は国王父子を解放（ドゥア登用の可能性を残すため）し、引き続きサマルカンドに攻め込む。同じ要領でサマルカンドを占領したらしばらくは文化の高いこの地で人材登用と子作りを行う。運が良ければチャガタイ＝ハン国の遺臣ドゥアやマスウード＝ベイなどを登用できる。
サマルカンドである程度人材を確保したらハイドゥをエミールに戻す。同郷の人材を集めて彼らに牧場を集中的に建設させる事でエミールを牧童の都にしておきたい。サマルカンド・アルマリクと積極的に交易すれば戦術・武器など他の文化も充実してくるぞ。人材の集まりが今一つならエミールの発展を最優先させよう。最悪の場合サマルカンドを一時イル＝ハン国に奪われる可能性があるが国力が充実してから取り返せばいいのだ。
食糧収入と兵力が十分整ったらいよいよ元のカラコルムに攻め込む。ハイドゥ自身の出陣はもちろんだがシリギ他蒙古騎兵を数ユニット派兵しておけば敵の迎撃にも容易に対処できる。カラコルムの戦いは王族が相手になるうえ火砲にも対処しないといけないのでチャガタイ＝ハン国を攻めた時に比べると苦戦するが、ハイドゥの混乱コマンドや他部隊の囮戦術を使えば勝機は十分ある。カラコルムを占領したら投石機が得られるので都市攻撃もかなり楽になる。カラコルムとエミールで質のいい同郷将軍と王族をそろえたらいよいよ元との本格的対決だ！敦煌・成都など周辺都市を先に攻略するか直接大都に攻め込むかは元と南宋の戦況次第だろう。