ヒンドゥー諸王朝
国王：マーラヴァルマン 所有都市：カリカット
南インドでは恵まれた状態。入念な準備をして北進！
シナリオ２のヒンドゥー諸王朝は国王がなかなか優秀。国王マーラヴァルマンの登用技能と戦闘特技は人材収集と都市攻略においてかなり役に立つ。宿敵・デリー＝スルタン朝とはゲーム開始から数年の間はまず戦闘にならないので序盤はひたすら内政に徹することになるが、これをいかに要領よく行うかが序盤のカギだ。
国王は登用以外に内政特技がないので序盤は人材登用と宴に専念できる。配下の将軍の数を揃えて人海戦術で大量の田畑を開発すれば３年程度でカリカットの食糧収入が安定するはずだ。カリカットをある程度開発したら南インドに学術・武器・戦術レベルを強化するための新都市を作る事になるが、そのためには街道整備が欠かせない。そこで建設技能をもつラーマチャンドラには早い段階で新都市建設地に向けた街道整備を任せるといい。またカリカットに製材所を集中建設すれば建築レベルの上昇で建設技能を持つ人材を登用しやすくなる。
数名の王族か戦闘スペックの高い将軍が集まるかしたらデリー＝スルタン朝を攻める事になる。街道を敷設してもデリーまでの距離は長いのでカリカット〜デリーの中間点に新都市を一つ作り前線基地にするといいだろう。王族の象部隊を主力にすれば大抵の敵は倒せる。戦闘スペックの高いハルジーは複数の王族部隊で包囲殲滅しよう。なお国王は伏兵技能を活かすためにも歩兵中心の編成にするといい。象兵だけではデリー攻撃の際に城壁越え・伏兵が使えないので再編成の手間が生じるからだ。また、ここまでの戦いはハルジーの動向次第で難易度が変わるだろう。忠誠の低い彼が序盤に出奔してしまえばかなり楽な戦いになるが、彼が婿将軍になっていたら兵力差が縮まり厳しい戦いになる。
インド統一後はデリー＝スルタン朝と同様に西進してチャガタイ＝ハン国と対決する。ハルジーを配下に加えられたら心強いが、彼を登用出来なくてもこれまでの内政で国力・人材を充実させていれば充分に戦えるはず。