ハフス朝
国王：ムンタシル 所有都市：チュニス
本当の最盛期はこれから！イタリア進出が勝負のカギだ。
このシナリオのハフス朝はシナリオ３に比べ人材が質・量とも低下し国王ムンタシルは高齢で世継ぎ無し、と不利な印象は否めない。ただシチリアに敵性勢力がいない分チュニスの開発を邪魔される可能性は低いので後継者問題を解決できればそうそう悲観する事もないだろう。
序盤はアル＝ブーシーリに人材を登用させ宴で彼らの忠誠を上げると同時に子作りも行う。登用した人材は牧場・村建設に投入し妃が懐妊中ならばムンタシルも牧場作りに参加させよう。イブン＝サイードは増築を担当しシチリア島の湾を範囲に入れたら港の建設だ。港2箇所での総収入2000は序盤では貴重だぞ。可能ならマムルーク朝と同盟して交易を行いたいが、チュニスからカイロまでの距離が長すぎるだけに効果が現れるのはかなり先になるのを覚悟しよう。アル＝ブーシーリとイブン＝サイードは文化技能を持っているが他の技能を生かすためにも隊商ユニットにするのは我慢だ。
最初の攻撃目標は両シチリア王国のナポリだ。ここは医術・学術レベルがかなり高いので今後登用する人材や誕生する王子の質をかなり上げられる。両シチリア王国は北イタリアに軍を展開する事が多いのでその隙をついて国王と王族の駱駝・歩兵混成部隊で攻撃しよう。守将が智謀の低い国王シャルル1世なら混乱コマンドを有効利用することで勝機を見出せるはず。できればシチリア島に街道をしいてナポリへの軍隊ユニット移動をスムーズに行えるようにしたい。この時点ではシチリア島に新都市を作るのは勧められない。両シチリア王国の軍がこちらに向かってくる事になるし、この軍はバイキングが含まれるため海戦でも苦戦を強いられるからだ。ナポリ攻撃については国王の能力差を生かして序盤に強引に攻め取る策もある。この場合も混乱コマンドの成否がカギだ。なお陸路続きのマラケシュ・カイロは遠距離で守将も強いのでやめた方が良いだろう。
ナポリ占領後はチュニスからの移住ユニットでシチリア島に新都市を作りここを中継点とする交易を開始する。優秀な同郷将軍を得るためにもチュニスの文化度を早めにナポリと同等にしておきたい。文化技能をもつ将軍が2名いる強みがここで生きてくるぞ。北イタリアの2都市とはすぐ事を構える必要は無いが、イタリアの馬産地がベネチアの範囲になっていたら都市攻撃や破壊工作で規模を落とし馬産地を奪取するべし。軽弓騎兵・突撃騎兵が編成可能となれば西欧諸国と互角以上に戦えるだろう。