ビザンツ帝国
国王：ミカエル８世 所有都市：コンスタンチノープル
真の再興はこれから、文化の力で栄光を取り戻せ。
このシナリオのビザンツ帝国はシナリオ１に比べて国力が低下しており戦争向けの人材も不足がちと不安要素が多そうだが、首都コンスタンチノープルの文化度は相変わらず高く複数の都の称号を狙える状態にある。序盤はいかに計画的にコンスタンチノープルを開発するかがカギとなるだろう。
コンスタンチノープルは芸術・建築文化が90以上、工芸・学術・武器文化が70以上なので序盤から目指せる都の称号はこの中から三つ選ぼう。まずは美術工房を揃えて芸術の都を達成し金銭収入を倍増させよう。これで開発資金の不安はなくなる。最初から配下にいるアクロポリテス・パキュメレスは共に建設・文化技能があるので美術工房の数は容易に揃うはずだ。次に目指すのは建築の都が容易だが、ここでは武具の都がお勧め。武器文化の向上につれて火薬・震天雷などの文化アイテムが発明されるので、最終的には火砲兵の編成・火炎系攻撃のパワーアップが達成されるからだ。武器工房を増やしている間に建築持ちの人材を登用できたら彼らに製材所建設を担当させよう。登用技能のあるアンドロニコスがどれだけ有能な開発人材を揃えられるかによるが、大抵5〜6年程度で三つの称号を得られるだろう。なお食糧確保については購入による事が多くなるが最低でも3000程度の収入は確保したい。この場合田畑はバルカン半島側に作ること。
同盟国を有効活用せよ
開発が一段落し戦闘向けの人材が何人か揃ったところで他国への攻撃を開始することになる。その対象となるマムルーク朝・ハンガリー・キプチャク＝ハン国の中ではマムルーク朝が最も手強い。実際、CPUが担当する場合はしばしばここから攻撃されているのでまずはマムルーク朝との対決と行きたいところだが、街道整備や敵の人材の質を考えると簡単には終わらない。幸いマムルーク朝はまずイル＝ハン国のバグダードを攻撃する事が多いので、イル＝ハン国に積極的に資金援助してバグダードの攻防戦を長期化させよう。その間にハンガリーのペストとキプチャク＝ハン国のキエフを攻略し十字軍・狩猟騎兵・投石機を編成可能にしておく。ペストは田畑を揃えて穀倉地帯に改造し、キエフはコンスタンチノープルの開発で上げられなかった戦術・医術文化を充実させよう。マムルーク朝と対決する際にはイル＝ハン国と同盟を再締結し、共同作戦をとるのもいいだろう。マムルーク朝を倒したら西に転じて北アフリカ・地中海諸国を破り、かのユスティニアヌス大帝の版図を再現したい。