ポーランド
国王：ボレスワフ５世 所有都市：クラクフ
リトアニアの英主が救世主になるか
このシナリオのポーランドは首都クラクフの文化度が相変わらず低い事に加え国王ボレスワフ５世が高齢かつ子供がいないという有様でシナリオ１より状況は厳しいようにみえる。しかし人材面では登用技能を持ち戦闘力がやや高いケディミナスの存在が心強い。仮想敵国となるハンガリーも国力が落ちているので早めにこれを攻略出来れば見通しは明るくなるだろう。
ハンガリーを攻めるにせよ同盟して交易するにせよ、まずはペストへの街道を整備したい。これは建設技能をもつケディミナスに担当させよう。登用技能をもつ彼を城外にだすのはつらいが、人材集めはしばらくは国王にまかせよう。ヘンリクは兵力増強の村建設担当だ。早めの後継者作りはいうまでもない。能力が低かろうと国王病死でのゲームオーバーよりはましなのだ。街道がある程度仕上がったらハンガリーに対する行動を起こすことになるが、ハンガリーに優れた将軍がいない限り電撃戦でペスト攻略するのがベターだと考える。
ペストを攻めるユニットは国王の投石機部隊とケディミナスの重歩兵部隊。両方とも第一部隊は二回行動出来る軽歩兵にしておこう。他にも迎撃ユニットに対処するサポート部隊がほしいところだ。先述した国王とケディミナスの部隊で攻撃すればペストの守備部隊は籠城体制に入るので、ケディミナスの混乱コマンドと国王の投石攻撃で敵第一部隊を狙い撃ちすれば勝てる可能性は高いはずだ。ペスト攻略後はケディミナスに開発人員を集めさせつつ、クラクフ〜ペスト間の交易を行う。この二都市の文化度が均一化してきたらビザンツ帝国と長期の同盟を結んでコンスタンチノープルの文化を吸収しよう。戦闘向けの人材がそろい次第、投石機部隊とペストの騎兵で神聖ローマ帝国のケルンを攻略だ。ルドルフ１世は手ごわい相手だがケルンを包囲した後に投石攻撃をすればいい。また、ゲーム中盤にはクラクフがキプチャク＝ハン国に攻撃される可能性がある。蒙古騎兵に対処するためにもクラクフ・ペストは十分な兵力と物資を蓄えておきたい。