ルーシ諸公国
国王：ヤロスラフ３世 所有都市：ノヴゴロド
勢力拡大に時間がかかる。頼みはダニール公！
キプチャク＝ハン国の台頭に伴いキエフを失ったルーシ諸公国は騎兵も投石機も編成不能になってしまい非常に厳しい状況にある。首都ノヴゴロドでは文化が低く大学・武器工房を建設できず内政だけで人材の充実を目指すのも難しい。頼みの綱はダニール公。登用技能をもっていて婿将軍にするだけの能力も備えているぞ。
序盤はダニール公が登用した人材を使いノヴゴロドの食糧・兵力を増やそう。また早めに最低一人は若い王族か姫をもうけたい。というのも王族ヴァーシリーは後継するとかなり高齢になるし最悪の場合国王ヤロスラフ３世より先に死亡する可能性もあるからだ。姫が成人したらダニール公を婿将軍にすれば後継者に関する不安は少なくなる。またPUK版ならゲーム開始と同時に譲位して、ヤロスラフ３世を国王の責務（宴と食糧売買）から開放し農業技能を活かした食料増産に役立てよう。
ノヴゴロドを開発し尽くすまでにクラクフへの街道をある程度整備してポーランドを攻める準備をしよう。最初の遠征に際しては編成可能な兵科が乏しいので軍隊ユニットを多めに作り、敵の迎撃ユニットとは常に複数の部隊で戦おう。ポーランドの国王はあまり能力が高くないのでクラクフ攻撃時は智謀の高いダニール公の混乱コマンドを活用しよう。クラクフを攻略すれば投石機・重歩兵が編成可能になり戦闘が多少は楽になる。また戦力アップのためにもケディミナスは是非登用したい。クラクフは神聖ローマ帝国・ハンガリー・キプチャク＝ハン国から攻撃されやすいので最低でもそのうちの一国とは同盟を結びたい。神聖ローマ帝国と同盟してハンガリーを叩くのが理想的だが、ここは周囲の状況に応じて対処しよう。
もう一つ注意したいのがノルウェーの動向だ。友好度が高いとはいえノヴゴロドが攻撃される可能性もあるので、クラクフに派兵する際にもそれなりの守備力は残しておきたい。またバルト海沿岸に新都市を建てるとその規模が小さいうちに攻撃されやすい。ノルウェーはすでに王族将軍が二名いるので彼らが軍を率いたら兵科の充実していないルーシ諸公国には厳しい戦いになるだろう。