ノルウェー王国
国王：マグヌス６世 所有都市：ベルゲン
海戦の強さを生かした戦い方を！
シナリオ２のノルウェーは人材の数値スペックは平凡そのもの、逸材を擁する神聖ローマ帝国やイギリスを相手にするのはかなり厳しい。長所といえば国王マグヌス6世が登用技能を持ち王族もすでに二人いる（一人は数年後に成人）事、そして海戦に強いバイキングを擁する事だ。この長所を生かして活路を開きたい。
当面はじっくりベルゲンの内政に励もう。国王の登用技能のおかげで人材の頭数は割合早く揃えられるし航海文化の高さから港二か所で金銭2000を確保できるので弱小国につきものの人・金の不足からは早めに解放されるはず。あとは牧畜文化を充実させた後武器・戦術文化を上げることになる。王族もさらに３〜４人増やして兵力面で優位に立てるよう心掛けたい。
ある程度ベルゲンの物資・兵力が充実したらシェラン島に新都市を建設する。すると神聖ローマ帝国の矛先はこの新都市に向けられることになる。敵の騎士・十字軍ユニットと野戦をするにはかなり分が悪いが、海上なら攻撃力倍増するバイキングで迎撃することで有利に戦える。そうと決まればシェラン島の周囲をバイキングユニットで固めて海上にでた敵ユニットを片っ端から撃破する戦法で決まりだ。ベルゲンで登用された人材や誕生した王族は海戦適正が高くなる傾向があるのでこれも有利な条件になるはずだ。なお、ベルゲンからの移住ユニットで作った都市は特産品に馬を含んでいても騎士を編成出来ないので要注意。
シェラン島の攻防が一段落し敵の攻勢が途切れたらこちらがケルン包囲に持ち込む番だ。ケルンを守るルドルフ１世に正攻法で勝つのは至難の業なので兵糧攻めに持ち込もう。余力があればその間にクラクフを攻略して投石機を入手しておきたい。クラクフはハンガリーやキプチャク＝ハン国に攻め込まれ消耗する事が多いのでこちらの勝機も十分ある。ケルン・クラクフを占領したら本拠をケルンに定め武器・学術文化を充実させ優秀な人材をそろえたい。
ちなみにこのシナリオでは序盤のポーランド・フランスがやや弱い。そこでゲーム開始早々に国王自らパリまたはクラクフを攻める作戦も考えられる。この場合は国王を軽歩兵で編成し補給ユニットをつけるのを忘れないこと。敵の国王は智謀が低いので混乱をうまく活用すれば勝機を見いだせる。パリを占領したら神聖ローマ帝国と結んでイギリス攻略し、ノルマンコンクエストを再現するのがオツな楽しみ方だ。（以上、赤の槍騎兵様の作戦）