金
国王：哀宗 所有都市：開封
難易度は高そうだが…
このシナリオの金国は都市も開封だけ、家臣も少ない上にアイテム震天雷が無い為頼みの綱・火砲兵も編成不可能、何よりもモンゴル帝国と隣り合わせという一見救われがたい惨状だが、完顔陳和尚の存在が何よりもあり難く、反撃の希望を残している。しかもモンゴルとの仲が悪い条件下では、ある人物も配下に加わる。五年以内にモンゴルの都市を奪うのは充分可能だ。
完顔陳和尚とジャラールが大活躍
最初の一年は村を多く作り、開封の増築を行う。村は政治力の低い完顔陳和尚でも２ターンで作ることが出来る。国王の哀宗は建築技能を持っているが、ここでは登用を行わせ少しでも多く人材を確保したい。国王自身が行えば登用技能の無い他の将軍よりは成功率が上がるだろう。増築は残りの将軍で行うようにする。開始２年目で亡国ホラズム将軍・ジャラール登場イベントが発生するので是非とも彼を受入れよう。以降、登用はジャラールに行わせ、国王は増築に回る事になる。完顔陳和尚・ジャラールの武のツートップが揃った時点で他国の攻略を仕掛けていく事になるが、まずは完顔陳和尚の狩猟騎兵で先に南宋の臨安、泉州を攻略してしまおう。南宋は国力は高いが戦闘の高い将軍がいない。文化レベルが高いので優秀な架空将軍がいる可能性もあるが、完顔陳和尚の武力なら単独でも攻略可能だ。これで投石機が編成可能になるのでモンゴルの火砲兵とも渡り合えるようになる。ここで得られた食糧・資金は最低限を残して軍備用に開封へ輸送しよう。この２都市の内政は目前のモンゴル都市・燕京を攻略してからでもいい。この間に将軍の頭数を揃えておきたい。
ある程度人材が集まったら４ユニット以上の騎兵を繰り出して燕京を完全包囲してしまう事。迎撃部隊は完顔陳和尚かジャラールで攻撃すれば難なく倒せる。その上で武力の高いこの二人のどちらかを一旦開封に戻して投石機中心の編成にして再出陣させる。この部隊を参加させた上で燕京を攻撃すればいかにオゴタイ＝ハーンといえど、充分勝てるはずだ。開封と燕京は至近距離にあるので部隊の移動には苦労しないと思うが、他都市から援軍を出されないうちに決着をつけたい。戦後処理として、オゴタイを処刑してグユクを解放しておけば、後者が後継した際にモンケ・フビライらが同郷将軍に格落ちするので今後の対戦が楽になる。その上で暫くは占領した都市の内政に力を注いで文化度を上げて優秀な人材を確保しておこう。後継者の準備も忘れ無い事。イベントで哀宗の能力が上がっていれば文化度の高さと相まって婿将軍に頼らずとも優秀な王族が登場する可能性が高くなるだろう。