ヒンドゥー諸王朝
国王：パーンディヤ２世 所有都市：カリカット
じっくり内政出来る分準備は入念に。建設レベルの強化がポイントか。
シナリオ３ではヒンドゥー側の人材はわずか二名、国王パーンディヤ２世の能力も十人並とシナリオ１・３に比べ心細い状況にある。さいわい当面の敵となるデリー＝スルタン朝も国王の能力以外は似たり寄ったりの状況なのですぐ滅亡する事はない。カリカットの近辺に敵都市がない利点を生かして序盤はひたすら内政に徹して国力をつけよう。またヒンドゥー諸王朝にはダマスカス剣があるので歩兵の攻撃力にも期待が持てるぞ。
まず配下のヴェーダーンタの登用技能を生かして序盤の人材不足を解決しよう。人材の質はあまり期待できないが頭数がそろえば早い段階で大量の田畑開発で食糧収入を確保できる。カリカットの食糧収入が安定したら製材所の集中建設で建築レベルを上げておけば街道整備に必要な建設技能を持つ人材を登用しやすくなるし台風対策としても有効だ。カリカットを開発し尽くす頃には新都市を二か所ほど作っておこう。新都市は学術・武器・戦術レベルを強化して登用人材の質の向上に努める事。またデリー＝スルタン朝の攻撃に備え大兵力で迎撃するためにも国王は早めに多くの王族を作っておこう。
国力が十分ついたらカリカット〜デリーの中間点に新都市を一つ作ってデリー遠征の前線基地にするといい。新都市の規模が小さいうちはデリー＝スルタン朝の攻撃を受ける可能性が高いので王族を主力とした軍隊ユニットを移住ユニットと共に行動させるといい。敵の侵攻を何度か撃退してその攻撃力を低下させたら、反撃に転じてデリーに攻め込もう。敵将イルトゥミシュやバルバンはなかなか優秀だが、学術・武器文化の充実した状態で登用した人材なら彼らとも互角以上に戦えるはずだ。インド統一後だが、デリーから次の進軍先までの距離がこれまた長いので進軍方向への街道整備と前線基地の確保が必要となる。進軍プランとしては東進策がお勧め。パガン朝・陳朝を叩いて文化の高い南宋の臨安を目指そう。