アイユーブ朝
国王：アル＝カーミル 所有都市：カイロ、ダマスカス
世代交代は必至、後継者が出来るまで入念な内政を。
シナリオ３のアイユーブ朝は武官タイプの人材が欠乏しており、国王アル＝カーミルも無能ではないものの非常に高齢で王族・親族も不在と、数多くの問題を抱えている。最優先で片付けるべきは後継者問題だ。所有都市のカイロ・ダマスカスの文化度が高いので生まれる王族の能力がある程度保障されるのは強みである。
戦闘に秀でた将軍がいない序盤は内政に専念することになるが、国王が高齢な事も考慮してまずはカイロを医術の都にしたい。幸いにも文化技能を持つ将軍がすでに４名いるので病院を集中建設すれば三年以内に達成できるはずだ。ただし農耕の都にするための田畑開発やカイロ〜ダマスカス間の街道整備も並行してすすめたい。国王は後継者作りの宴だけなく根気よく登用コマンドを繰り返す必要がある。カイロの文化度なら登用される架空将軍の能力も高めだし、運よく登用技能をもつ将軍を配下にしたら加速度的に人材を増やせる。カイロを医術の都にしたら後継者問題はほぼ解決、子作りと並行して農耕・学問の都の称号も獲得したい。
十分国力がついたら外征に入るが、最初のターゲットはニケーア帝国を勧める。生産力の低いニケーアは攻勢にでられないので王族と戦闘力の高い将軍で包囲に持ち込み投石部隊の攻撃でサックリ攻略してしまおう。ニケーアはラテン帝国からも攻撃されるので彼らに対処するためにも出撃部隊数には多めにすること。なおこの遠征ではアル＝カーミルの後継者が成人していない場合彼を陣頭に立てることは極力避けたい。ニケーアの医術レベルはあまり高くないのでカーミルで攻略・入城したら病死する確率が格段に上がってしまうのだ。後継者不在のゲームオーバーはシャレにならないぞ（経験者は語る…）
ニケーアを叩いたら至近距離のコンスタンチノープルを続けざまに攻撃するのが望ましい。その後はカイロ・ダマスカス・コンスタンチノープルの人材の充実を待ってヨーロッパを蹂躙しよう。文化圏同盟の相手国を減らす意味でもこちらを優先すべきなのだ。…国王の能力だけならアッバース朝の方が攻略が容易だが、こちらとは同盟を結んで交易相手とモンゴル帝国に対する盾になってもらおう。劣勢なら資金援助をしてもいい。ヨーロッパを征服し終えたら用済みのアッバース朝を滅ぼしモンゴル帝国との対決だ！
なお124X年には文武両道の名将・バイバルスが登場する。カイロが学術の都ならば間違いなく配下に加えられるはず。強大化したアイユーブ朝の元で大活躍してもらおう。