ニケーア帝国
国王：ヨアンネス３世 所有都市：ニケーア
ビザンツ帝国復興には巧遅より拙速あるのみ。
ニケーア帝国はＣＰＵが担当するとラテン帝国・アイユーブ朝の両方から攻撃受け続けて滅亡する事が多い。国王ヨアンネス３世をはじめ初期人材の質は悪くないのだが内政を続けても西アジアを拠点にしている限りので食糧が増えず攻勢に出られないのだ。その上唯一の配下・カイ＝クバードは優秀だが忠誠度が低く彼に出奔されたらいよいよ八方塞がりになってしまう。これらの弱点を克服するには豊かなコンスタンチノープルを一刻も早く奪回しなくてはならないだろう。
まずは開始直後に宴を開き、カイ＝クバードの忠誠度を上げ彼の出奔を防止する。その後はヨアンネス３世は人材集めを行い、登用した人材でコンスタンチノープルへの街道を整備させよう。施設建設だが、ニケーアは農耕・牧畜の文化が共に低く開始数年程度では十分な収入を確保できない。序盤は村を多めに作ってコンスタンチノープル攻撃用の兵力確保を優先させるべきだろう。ヨアンネス３世とカイ＝クバードが出撃できる程度の兵力は早めに整えるべし。
準備が整ったら直ちにラテン帝国の首都・コンスタンチノープル攻撃の軍を起こそう。カイ＝クバードは城攻・伏兵の特技があるので伏兵しながら城内に侵入できる軽歩兵で編成、ヨアンネス３世は火攻特技を生かした火矢攻撃をすべく弓兵中心で編成しよう。資金にゆとりがあれば攻城塔部隊を使うのもいい。都市攻撃は智謀の高いカイ＝クバードを主将にして行おう。迎撃する相手は無能な国王ボードゥアン２世よりイヴァン＝アセンか有能な架空将軍になる可能性が高い。その場合は城内の迎撃兵力が少なくなるので攻撃側の兵力８０００を有効に活用すれば勝機は十分ある。ボードゥアン２世が迎撃してきたら混乱コマンドを多用して敵を翻弄すべし。腕に自信があるなら味方の二人のどちらか一人だけで攻めるのもいいが、城外に迎撃部隊を出される可能性も考慮してコンビで出撃し確実に勝利したいところである。
ラテン帝国打倒の後は、コンスタンチノープルを本拠にして同郷将軍を登用しつつ同地の内政に励もう。コンスタンチノープルは資金確保と兵質強化を重視し芸術・武具の都を目指す事を薦める。ニケーアは防御度を高めてアイユーブ朝の攻撃に対する橋頭堡にしよう。次の攻撃先となるペスト・キエフはどちらを占領しても編成可能な兵科が増え戦術の幅が広がるが、首都コンスタンチノープルの武器文化度を十分高めておけば（１００以上）火砲兵が編成可能になるので無理に投石機を求めてキエフを攻めるよりは街道の繋がっているペストを攻略して狩猟騎兵・十字軍を編成可能にし歩兵の質も上げよう。