ハンガリー
国王：エンドレ 所有都市：ペスト
活路は積極外征にあり、さてどこを攻めるか？
このシナリオでは国王エンドレがあまり有能といえない上に登用技能を持つ人材がいないので人材収集もはかどらない。王族ベーラ4世は内政特技を３つ持つ有能な官僚だが彼に内政をまかせているだけでは周囲との差は開く一方だろう。序盤の戦略としては内政よりも近隣都市への殴りこみが有効といえよう。留守番用の人材を確保したら国王とベーラ4世の狩猟騎兵で速攻をしかけるのだ。
攻略目標となる隣接都市はケルン・コンスタンチノープル･クラクフの３つ。ケルンは国王不在のため攻略の難易度は最も低く占領後は広大な開発エリアを得られる。コンスタンチノープルもまた能力の低い国王よりも一般将軍が都市防衛につくことが多いため相手にする兵力が少なくて済み、占領後は高い文化をいきなり得ることが可能だ。クラクフは国王が相手で投石機の攻撃を受けるため占領が最も困難、しかも街道も繋がっておらず文化も低い。以上の事からコンスタンチノープル攻めが上策、ケルン攻めが中策、クラクフ攻めは下策と考えられがちだが、クラクフ占領を早期に達成した場合はジャラールの仕官イベントが発生する。速攻によるクラクフ攻撃法を記しておこう。
「ポーランドの国王ヘンリク1世はそこそこの戦闘・智謀を持ち投石機もつかってくるのでエンドレ親子でクラクフをまともに落とすのは容易な事ではないが奇策を用いれば難しくは無い。その方法とは徹底的な兵糧攻めである。将軍が二人しか居らず四方を囲めないがそんなことはお構いなしにひたすら引き分けを狙って攻撃をかける、クラクフの初期食料は１２５００で高確率で１ターンめに５０００程度金銭に変えるため実質８０００以下になるし、兵力は騎士２０００程度いれば敵も打って出てこなる、恐らく一年ちょっとで陥落させることが出来るだろう。登用技能を持ち高い戦闘スペックを誇るジャラールが配下に付けば今後の戦略が楽になることは間違いない。」
ジャラールを配下にしたら積極的に打って出てもいいしひとまず内政をしてもいい。内政をするなら神聖ローマ帝国とラテン帝国とは同盟を結んでおくと良いだろう、両国ともポーランドから奪った文化アイテムで同盟が可能だ。クラクフは廃都する手もあるが、魅力的な特産品である銅・琥珀を有するだけにできれば街道をつなげ交易したい。クラクフの特産品をペストに移動させればコンスタンチノープルとの交易も効果が上がるだろう。ジャラールもハンガリーもモンゴル帝国にはさんざん痛めつけられているのでいずれは史実のリベンジを果たしたい。
原案：名古屋市民様