ポーランド
国王：ヘンリク１世 所有都市：クラクフ
亡国の客将が頼り？それでも序盤戦は苦戦必至！
このシナリオでも文化レベルが低い上に人材が国王ヘンリク１世とヘンリク２世のみと不足しており、後継者も不在（史実ではこの二人は親子なのだが…）というかなり苦しい状態のポーランド。せめてもの救いは猛将ジャラールの仕官イベントの発生だが、これをもってしても最初は騎兵を編成できない不利は否めないのがつらい。
序盤は内政をしていても近隣諸国との差が開く一方なのでまず近隣都市を一つ占領しよう。守将の能力が低いペストが狙い目だが、ウルリヒが神聖ローマ帝国以外に仕官したなら国王のいないケルンにしてもいいだろう。国王は子作りと登用に専念しヘンリク２世と登用した人材で攻撃先への街道を整備する。開始２、３年目にジャラール仕官イベントが発生したら、彼の登用技能により人材を集めやすくなるので下準備は遅くとも４〜５年で終わるだろう。最初の都市を占領するための部隊編制では投石機部隊が不可欠。機動と弓適性の高いジャラールに担当させたいところだが、この場合敵に野戦で迎撃されたら苦戦は必至なので国王も（できれば重歩兵で）出撃させて大兵力でフォローしたい。騎兵を欠く攻城戦では部隊編制次第（オール投石機・軽弓兵など）では敵将が城から打って出る可能性もある。出来れば３部隊以上で囲んで攻撃したいが十分に内政をしてなければ物資不足になるのでそれも難しい。攻撃は最低でも国王とジャラールを参加させ混乱コマンドの効果が高いジャラールを大将にしよう。ペストかケルンを占領して騎兵を使える都市を確保したらようやく内政にかかれるといいたいが、防備の薄くなったクラクフが他国に狙われる可能性が高くなる。ここのアイテム・投石機を他国に与えないためにこれにも対処しておきたい。クラクフを廃都する手もあるがせっかくの街道を無駄にしないためにもクラクフに近い国には文化アイテム贈呈による同盟で対処しよう。
この後だが、もしペストを占領したなら神聖ローマ帝国と同盟してコンスタンチノープルを速攻で攻略、ケルン占領ならここで食糧生産力をアップしつつフランスと同盟してペスト、コンスタンチノープルを攻めていこう。出身文化圏に影響されない狩猟騎兵が編成できるペストを先に占領した方がこういう場面でも有利といえよう。