イギリス
国王：ヘンリー3世 所有都市：ロンドン
スタートダッシュは難しい。足固めをしっかりと！
このシナリオのイギリスは他の時代で登場するロビン＝フッドやエドワード黒太子といった猛将がおらず、国王ヘンリー3世も凡庸な能力なため地味な印象を受ける。しかし配下の人材は能力値以上に内政・戦闘の技能に恵まれた者が多い。内政特技を4つ持つグローステストや戦闘特技3つのロングスウォードを上手く使いこなせば大陸進出はそんなに先の事ではない。
序盤は人材収集と食糧確保を重視だ。国王は登用技能があるので内政人員の頭数は割合早く揃えられる。文武にバランスの取れたシモンは是非登用したい。食糧収入は牧場建設で賄うことになるが隣国フランスや神聖ローマ帝国のようなアイテム補正がないため効率はやや悪い。人海戦術で早めに数を揃えるのが肝要だ。フランスとの友好度はこのシナリオでは悪くないので最初は同盟を結んでおこう。街道が繋がってないため交易できないのは残念だが軍事ユニットによる内政の妨害を受けずにすむ。ある程度物資が貯まったらアイルランドかスコットランド方面に新都市を建設するのも手だ。開発領域が狭いので補給には不向きだが交易による金銭面でのサポートが期待できる。ロンドンの毛織物は生産量が多く売値も高めなので文化・商業特技を持つベーコンに交易を担当させたらかなりの効果を上げられるだろう。
救世主誕生のイベントを起こせるか
国王は若いので子作りも積極的に行う事。序盤はシモンやロングスウォードを婿に迎えるためにも姫の誕生が望まれる。文化度や国王の能力からすれば王子の能力は期待薄だが、1238〜39年に王妃エリーナが王子を出産した場合はエドワード1世と命名されるイベントが発生する。彼の能力はシナリオ２と同等でまさにイギリスの救世主にふさわしい。何としてもこのイベントは発生させたい。
フランスとの同盟期限が過ぎる頃にはそれなりの国力がついているはずだからフランスと戦端を開いてもいい。大抵はフランス側が先に攻めてくるが部隊の質はあまり高くないので、武力の高いロングスウォードや親族コーンウォール伯の兵力で撃退可能だ。希にフランスが同盟破棄して攻めて来る事もあるがこの場合は忠誠度の下がった敵将を登用するチャンスと考えよう。フランスが息切れしたら婿将軍や王族・親族を中心に一気にパリ攻略だ。守将のルイ9世は他のシナリオのフランス王に比べると武力は低めなので城攻・伏兵を使えるロングスウォードを活用すれば勝機は充分。その後はロンドンを牧童の都にする一方でパリの文化充実を目指し、エドワード1世が成人したらドイツ方面に進軍しよう。