カスチラ王国
国王：フェルナンド3世 所有都市：トレド
聖王のもとで大レコンキスタを再現
このシナリオのカスチラ王国は国王フェルナンド3世が相当優秀で且つ王族もすでに一人いるのが有利である。しかし登用技能を持つ将軍がいないので国作りに必要な人材の頭数を揃えるのに苦労する。その対策としては序盤から積極的に外征を行った方が得策だ。
まず最初の年は国王親子が出撃揃って出撃可能な兵力を確保する為に村建設を優先、兵力が整ったら、国王と王子アルフォンソ賢王を全て軽歩兵部隊にしてマリーン朝のマラケシュに向けて出撃だ。マリーン朝にはあまり戦闘面で突出した将軍がおらず、敵国王・ウトマ―ンは無能ではないがフェルナンド３世の方が全能力で上回る。国王の智謀と機動・城攻の特技を生かせばマラケシュ攻略は難しくないだろう。敵国王を倒した際にウトマ―ンの特技である「伏兵」を習得すれば今後の戦略がかなり楽になるぞ。
レコンキスタ後は状況判断を的確に
速攻でレコンキスタを成就させた後の進攻ルートはイタリア方面かフランス方面となるがフランスにシモンやウルリヒが仕官していないならこちらを攻めた方が良い。フランスにはこの二人以上に戦闘に向いた将軍がおらず国王ルイ９世の能力もフェルナンドには及ばないので国王親子で戦えば勝機は十分だ。すでにフランスとイギリスが戦端を開いていたら一旦イギリスと同盟して混戦を避けよう。パリ攻略をしたら十字軍・軽弓騎兵の徴集が可能になるしフランス遺臣のソルボン・アスランを登用できれば人材不足も解決する。パリ攻略後はイギリス・ドイツ・ノルウェーを攻略、さらにクラクフを攻略して投石器を確保した上でイタリアに攻め込むといい。フランスに戦闘スペックの高い将軍が先に仕官した場合はまずジェノヴァを攻めて十字軍を編成可能にしたい。ここの領主エッチェリーノは高い戦闘スペックを持つが率いる兵力が少ない分二人がかりで攻めれば勝てるはずだ。
内政面についてだが、先にマラケシュを攻略してしまえば本拠地のトレドは滅多に攻められる事はないので、対外戦争の過程で人材が充実するまではトレドは最初の増築及び港建設以外は放置していてもかまわない。登用持ちの人材を確保したらその一人をトレドに派遣して本格的な開発に着手する（イベリアは森林・密林が多数存在するので製材所を多めにするといい。食糧の増産はパリを中心に行う）。またソルボンの登用に成功していればソルボンヌ大学イベントを発生させて学術レベルを大幅に上げられる。トレド〜パリ間の交易はやや距離が長いが文化技能を持つゴンサロを使えば高い効果が得られるはずだ。
最後に後継者に関してだが、息子のアルフォンソ賢王だけでは頼りないので王族を作る事は必修である。
原案の赤の槍騎兵様から…
尚このシナリオではCPU担当次第ではイギリスのヘンリー３世がエドワード１世を作ることが有り得ます。仮に、エドワード１世が誕生し、且つ登用に成功出来たのならば、姫にエレオノラと名付けて嫁がせて婿将軍とし、後継させるのも良いかもしれません（余談ですが、フェルナンド３世の本来の后はシナリオ１のシュヴァーベン公の娘であり、本来は神聖ローマ帝国と婚姻関係が結ばれてる筈なんですが、このゲームでは再現されてませんね）。