ティムール帝国
国王：ティムール 所有都市：サマルカンド、ニシャプール
このシナリオの主役。すぐ戦争を始めたいが慌てる事は無い。
シナリオ１のホラズム同様２都市からのスタートとなるが人材や文化の面ではこちらが断然優れている。ティムール自身の能力もさることながら登用技能を持つ将軍が３人もいるので内政に必要な人員も手早く確保できる。戦術面でも蒙古騎兵が使えるので上周囲に強国が無いので思い思いの戦略が可能だぞ。
投石機を使ってくるサライ以外の都市はティムール一人でも容易に陥落させる事が可能だが、人員が揃わない序盤から無理に拡大政策をとることは無い。先述した様に登用技能を持つ将軍が多いので最初は内政人員を確保する事。ただしその３人は全てサマルカンドにいるのでナシュクバンドはニシャプールに移動してこの地の人員を集めさせた方が効率がいい。このシナリオでのサマルカンドは戦術の都が狙えるので練兵所を多く作るといい。ただし練兵所は金銭収入が少ないので武器工房も多めにしてフォローすれば将来は武器の都も実現可能だ。ニシャプールは牧場を優先して多くの食糧を確保、全体のバランスをとるべし。
お勧めは西進策、トクタミシュを倒せ！
ユーラシアのほぼ中心にあるサマルカンドからは各方面への進軍が可能で迷うところだが、街道の繋がっていないインドや得るものの少ないチャガタイ＝ハン国よりはジャライール朝やキプチャク＝ハン国の攻略がお薦めで、この遠征中にインドへの街道を整えておく。ティムールの夢・明攻略は終盤の楽しみとしておきたいものだ。ジャライール朝の攻略は容易でしかも文化の高いマムルーク朝の攻略への道が開ける。同郷将軍が多く登用出来る点でも有効といえよう。キプチャク＝ハン国はサライを守る国王トクタミシュの存在が手強い。攻め急ぐのでなければサライを包囲した状態で先に王族のいないキエフを攻略しておけば投石機を編成可能になるのでトクタミシュ戦が楽になる。トクタミシュを倒せばＯＰイベント達成によりティムールの能力がさらに上昇するので、こちらも達成し甲斐のある戦略だ。この場合、次の攻略目標はコンスタンチノープルだ。なおサマルカンドを戦術・武器の都にしておけば矛先を転じて中国・インド方面を攻撃する際も容易に最強の軍隊ユニットを送り込む事が出来る。序盤の内政はこの意味でも重要といえよう。
ティムールの能力なら優秀な王族が誕生する可能性が高いので子作りも序盤から積極的に行うといい。蒙古出身の妃との間に出来た王族は蒙古騎兵の特性を生かすためにも文化圏は蒙古を選択する。尤もティムールの様な戦闘マシーンなら多少の攻撃力低下はあまりハンデにならないだろうが。早めに王族の数が揃えば支配地域が広がっても多方面作戦を容易に展開できるだろう。ティムール１代での統一は十分可能と思われるが、世代交代が生じた場合蒙古出身の王族を後継者にするとかつての同郷将軍が大量に離反する可能性もあるのでイスラム文化圏の王族も確保しておこう。