吐蕃
国王：ツォンカパ 所有都市：ラサ
国王一人だけの戦い…人材を集めて時を待て
シナリオ４の吐蕃は初期人材が国王ツォンカパただ一人。人材難ここに極まれりという状況であるが、ツォンカパ自身の高い内政スペックと登用技能を活用出来るので首都ラサの内政を整える事に関してはカス人材しかいない国よりもスムーズに進められるだろう。ただ武の人材が不在という全シナリオ共通の問題点は相変わらずでチベットの外に出るにはかなり時間がかかる事を覚悟しよう。
序盤はひたすら登用を行い施設作りの人員を確保する。彼らの忠誠を上げるために時々宴を開く必要があるが財政に余裕のない間は妃を招くのは控えよう。国王は若いのだから無理をする事はない。序盤は兵力に見合う食糧が入らないのでしばらくはラサの徴兵をオフにしておくのも忘れずに。ラサの内政については牧場・村作りを経て大学の集中建設がお薦め。1374年にはチベット出身の同郷将軍・シャキヤイェシェが登場するが彼は明に仕官してしまう可能性が高い。明の都市・敦煌で彼を発見したら運が悪かったとあきらめよう（をい！）。…引き抜きを仕掛けるにしても街道が整備されてない状態でラサから間諜を送るのは大変なタイムロスで成否の程も保障できない（国王自身を使うのは論外）。首尾よく登用出来たとしても森林だらけのラサではシャキヤイェシェでも施設建設にかかる時間が長くなる。時間と資金をかけるだけの見返りはあまり多くないのだ。そうする間に大学を二個作った方がよほど有意義である。
ラサを開発し尽くしたらチベット北部に新都市を作りたい。そのためには敦煌の動向注意し状況次第では先に防壁を作って侵攻を防ぐ必要がある。ゲームでは敦煌は元の攻撃で陥落する事が多い。人材の集まりが良くない元は三人の史実将軍が寿命を迎えると急速に弱体化する傾向があるだけに、時がたてば質の高い人材の集まった吐蕃にも敦煌・カラコルム攻略のチャンスが生じるはずだ。カラコルムを占領して兵科が充実したら強国の仲間入りである。
とはいえ、攻略法については実際に世界制覇をしたリプレイ「叶蕃は今日も人材難」もあることだし各人思い入れのある方法を試してみるのもいい。ゲーム序盤で敦煌の藍玉を引き抜くのはかなりハイリスクだが達成感はある。