デリー＝スルタン朝
国王：フィールーズ 所有都市：デリー
じっくり国力を蓄えて強敵に挑め
このシナリオにおけるデリーはトゥグルク朝の支配下にあり、初期の人材は国王を含め３名。総合力では南インドのヒンドゥー諸王朝を上回っておりインド統一は多少時間がかかるものの難しくない。ただし世界制覇に向けてティムール帝国や明朝と戦うには優秀な人材を揃えていないと厳しい。シナリオ２のハルジーに匹敵する人材を登用するには文化度の充実が不可欠だ。
国王フィールーズは内政特技を３つ持ち政治力も相当高いが、国王自ら施設開発に出てしまうと子作りやイスラム商人とのイベントに対処できなくなる欠点がある。少なくとも序盤では国王は登用・子作りに徹して施設建設を部下に任せよう。配下の一人ハーフィズは文化技能があるので病院・大学の建設に役立つが、まずは病院建設による医術レベルアップを優先したい。医術レベルが上がれば子作りの成功率や登用技能を持つ人材を発見できる可能性が高まるからだ。登用技能を持つ人材が見つかり王族を何人か確保できたらフィールーズを施設建設に使ってもいいだろう。
ある程度デリーを開発したら移住でデリーとカリカットとの中間地点に新都市を建設する。すると防御力の低い新都市にヒンドゥー諸王朝の軍勢が攻勢をかけてくる可能性が高いが、トゥグルク２世など伏兵技能を持つ将軍に森林地帯で迎撃すれば効率よく撃退できる。なおヒンドゥー諸王朝の歩兵はダマスカス剣で攻撃力が上昇していることに注意しよう。ある程度敵を撃退して戦力面で優位に立ったら国王・トゥグルク２世らでカリカットを攻略だ。
インド統一後はデリーや新都市の開発を進めて学術・武器・戦術文化を高めて文武に秀でた将軍を登用できる状態にしよう。次の進軍先はティムール帝国の蒙古騎兵を相手に戦える将軍が早めに揃うようなら西進、そうでないなら東進だ。西進の場合はインダス河方面に新都市を作るとティムール帝国が攻めてくる可能性が高いので迎撃して敵の頭数を減らしたうえでサマルカンドに向かおう。ちなみにフィールーズは１５世紀を迎える前に死亡する事が多いので世界制覇は次世代に託すことになるだろう。