マリーン朝
国王：アジーズ1世 所有都市：マラケシュ
高齢のイブン＝バツータの使い道が序盤のカギ
このシナリオにおけるマリーン朝は人材面でかなり苦しくなった。登用技能をもつ将軍がいないので序盤の人材集めでかなり苦労する上、王族がいないのも軍事面でマイナスだ。内政で役立つイブン＝バツータも高齢なため運が悪いとゲーム開始から10年程度で死亡してしまう。その上目前の敵・カスチラ王国には王族将軍や逸材ジョアン１世がおり攻略難易度は他のシナリオより高めといえる。カスチラ王国は騎兵を編成できないため防戦に回っても負ける事は殆どないが、ここを攻略しない事には世界制覇はおぼつかない。
序盤は所有都市マラケシュの内政を計画的に進めて早めに国力を高めよう。田畑・村建設による生産力と軍事力の増強に励むのが基本だが、商業・文化技能をもつイブン＝バツータには他の施設を集中建設させて文化度アップを担当させたい。内政特技を生かすには武器工房・大学の建設が適しているが、マラケシュは学術レベルの方が高めなのでここは大学建設をすすめる。開発スペースが狭いので現状では都の称号を得るのは難しいが少しでも質のいい人材を確保する事が重要なのだ。国王アジーズ1世は農業技能を持っているが人材や妃紹介・特産物発見といったイスラム商人のイベントにも対処するためにも城内に残した方がいい。登用技能を持つ人材が見つかるまでは登用・子作りに専念しよう。農耕文化55・学術文化60が序盤の内政の目標だ。また、王子の年齢が3・5・7歳になったらイブン＝バツータを城内に戻し教育イベントを発生させておく。失敗した場合でも王子がそこそこ有能だという証拠なのでイブン＝バツータを内政に専念させられる。国力が整い次第、トレドに向けて街道を整備しておこう。
トレド攻撃に際しては敵の王族将軍やジョアン1世の迎撃に注意する。中途半端の能力の将軍では駱駝兵でも返り討ちにあうので彼らには国王か王族で対処したい。撃破した際に戦闘特技を習得できれば以後の戦闘も若干楽になるだろう。トレドを包囲したら力攻めにするか兵糧攻めにするかだがこれは将軍の能力次第である。ジョアン1世を配下に出来ればかなり楽な展開になるが…。
トレド征服後は交易とイベリア半島の開発を進めながらハフス朝のチュニス・両シチリア王国のパレルモの順に攻略しよう。両都市の文化アイテムの効果で医術文化も大幅に上昇するためマラケシュかトレドを医術の都にする事も十分可能になるだろう。