ビザンツ帝国
国王：ヨアンネス５世 所有都市：コンスタンチノープル
危急存亡の時…はゲームでは意外と実感できず？
史実ならシナリオ４開始年の８年前にアドリアノープルを占領されバルカン半島の領土まで奪われたビザンツだがゲーム上の設定ではそのような圧迫感はなく目前の強敵・オスマン＝トルコは拠点のブルサが騎兵を編成できず食糧生産性も低めなため攻め込まれる可能性は低い。ゆえに史実ほどの悲壮感はないビザンツだがもたもたしているとオスマン＝トルコをマムルーク朝に滅ぼされOP目標を達成できない、なんてことになる。国力をいかに早くつけるかがカギだ。
序盤は国王ヨアンネス５世はひたすら人材登用に励み、マヌエル２世や登用した人材で施設建設を行う。コンスタンチノープルの文化の高さから国王親子を上回る逸材が見つかる可能性も高く彼らの力で建設も相当はかどるはずだ（ただしカンタクゼノスはゲーム開始から１年後に死亡することも多いのでターン数のかかる施設建設はさせない方がいい）。まずはコンスタンチノープルを芸術の都にして金銭収入を倍増させ、次に武具の都をめざそう。武器文化が100を超えたら震天雷の発明イベントが発生し火砲兵が編成可能になるうえ軍隊の攻撃力が大幅にアップする。以上の目標はゲーム開始から５〜６年目までに達成したい。この頃にはマムルーク朝がオスマン＝トルコと戦闘を始めていることが多いのでマムルーク朝の戦力を武具の都の騎士部隊でなぎ払った後にブルサを包囲攻撃しよう。火砲兵での集中砲火をもってすれば名将セリム１世やバヤジットといえども敗れ去ることになるだろう。これでOP目標はクリアだ！
かつての版図を取り戻せ
オスマン＝トルコ攻略後は速やかに街道を整備しコンスタンチノープル〜ブルサ間の交易を開始、ブルサの軍備を増強し対マムルーク朝の前線基地にしよう。ブルサは戦術レベルが高いので練兵所を建設がお勧めだ。ブルサを攻めるマムルーク朝は将軍のレベルも高めなので弓騎兵のないビザンツはやや苦しい立場になるが、武具の都からの軍隊なら十分撃退可能である。そして捕らえた敵将を登用・斬首してマムルーク朝の攻撃も減らした後に反撃に転じてマムルーク朝の諸都市とジャライール朝を滅ぼそう。マムルーク朝の戦力が弱まったらさきにハンガリーのペストを攻略して狩猟騎兵・十字軍を編成可能にするのもいいだろう。バルカン半島・西アジア・エジプトを抑えたらかつての東ローマ帝国の版図を回復したことになる。後はヨーロッパを統一して「ローマ帝国の再建」、そして世界制覇だ！
なお、OP目標のブルサ占領については以下の速攻も考えられるので参考までに。
カンタクゼノスで増築しヨアンネス５世・マヌエル２世で登用をする、２ターン目にはマヌエルは騎士２５００の部隊で出撃、以降登用した将軍達も同じ規模で出撃して手動での波状攻撃を行いブルサを兵糧攻めにする。何人登用できるかにもよるが長くて２年早くて１年で落とすせるはず（以上、名古屋市民様のプラン）。
原案：名古屋市民様