ポーランド

国王：カジミェシ３世   所有都市：クラクフ

後継者問題が片付いたら富国強兵に一直線！

他のシナリオでは上級者向けとなるポーランドもこのシナリオではかなり有利。国王カジミェシ３世は東欧最大の傑物だし配下のヴラディスラフ・ヴィトフトも有能で長寿なため長期間の活躍が可能。首都クラクフも文化・物資両面で他のシナリオを上回り戦力を整えるのが更に早くなるはずだ。但し、現時点では後継者となる王族がいないのでこの弱点を先に克服する必要があるだろう。

ゲーム開始直後はまず子作りと人材収集に努める事。国王は史実より長生きするが序盤のうちに後継者を作っておかないと彼らの成人前に死亡という可能性もある。首都の文化度はまだ低いが国王の能力が高いのである程度の能力は確保できる。また、姫が誕生した場合はヴラディスラフを婿将軍にして後継者候補とする。２〜３年のうちに最低でも一人は子供が欲しい。人材登用はヴラディスラフに任せ、国王は宴で彼らの忠誠度を確保する。後継者誕生が確定したら登用以外の内政特技を持つ国王は施設建築に参加させるのもいいだろう。クラクフの内政だが、農耕レベルが格段に上がっている以上食糧確保は田畑で行うべし。ただ西ルーシは田畑からの収入が少ないので支配地域にドイツやバルカンが入ったらこちらで作るといい。序盤から殆どの施設が作れるが最初は軍備強化として村の建設を優先しよう。

進軍先は街道沿いに

近隣都市の中でケルンとキエフとはすでに街道が繋がっている。それゆえ戦闘をしかけるのも比較的に容易だが、特産物イベントでも起こらない限りクラクフでは騎兵を編成出来ないので戦闘に関してはある程度部隊数を揃える必要がある。敵の迎撃騎兵を潰し易くするためにも国王の部隊は重歩兵を中心に編成しておくといい。最初から投石機部隊が編成できるポーランドでは都市攻撃は比較的楽なので、最初の戦闘では確実に敵都市を包囲しておきたい。ケルン・キエフどちらを攻撃するのも一長一短があるが最初に攻略するのは神聖ローマ帝国のケルンがいいだろう。占領後は三圃制の入手で食糧収入が格段に増える上ケルン自体開発地域が広いので内政の充実が早い。キエフは守将が王族でしかも攻城戦では投石機も使ってくるのでケルンより攻略には苦労するしアイテムや妃入手の点での見返りも少ない。ただ蒙古騎兵など強力な弓騎兵が編成可能になるのは魅力的だ。

ケルン占領後の展開だが、ケルンは田畑と武器工房を多めに作って万単位の食糧と多めの金銭が得られる体制をつくり、クラクフでは大学・工芸所を多めに作り文化都市を目指すといい。状況にもよるが混戦を避けるためにも基本的にはフランスや友好度の高いハンガリーとは同盟を結びルーシ諸公国・キプチャク＝ハン国を倒してルーシ地方を統一する戦略でいこう。ヤン＝ジシュカやドンスコイを配下にできれば他国とも有利に戦えるだろう。

後継者については有能かつ長寿のヴラディスラフが婿将軍となっているなら彼で確定としたいところだが、ある程度頭数が揃っているのならその限りではない。王族の能力と照らし合わせて判断しよう。

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