神聖ローマ帝国
国王：カール４世 所有都市：ケルン
失われたイタリアは後回し、国力充実で再出発！
イタリアの拠点（ジェノヴァ）を失い、武人タイプの人材も不在、その上周囲は強国ばかり…と他のシナリオより状況は厳しくなった神聖ローマ帝国。とはいえ首都ケルンは十分な開発スペースがあり内政向けの家臣もそこそこ揃っているのだからさほど悲嘆する事は無い、まずは国力をつけて反撃のチャンスを待とう。
内政は各人材の特技を生かしてルプレヒトは田畑、レオポルド３世は武器工房の建設、ベルトルトは増築と交易を行う。フランスとポーランドとは同盟を結んで安全を確保するとともに交易相手になってもらおう。国王カール４世は登用と子作りが中心だが登用技能を持つ人材を配下に出来たら積極的に施設を建設するのも悪くない。
1375年には王族ジギスムントが成人し、内政特技を３つ持つステットハイマーも登用できる（後者はノルウェーに仕官する可能性も高いが…）。1378〜9年頃には二万近くの食糧収入と武器文化の大幅アップが達成できているはずだ。そうしたら戦闘が（そこそこ）高いジギスムントを中心にノルウェーのオスロ攻略を開始する。序盤にできた王族が成人していたら彼らを加えて有利に戦えるが、戦力的に心もとないなら智謀の高い国王カール４世も出撃させて彼にに都市攻略の指揮を取らせよう。ちなみに1380年には騎兵Ｓ・戦闘特技３つを保有するウィルヘルムが登場する。彼もまたノルウェーに仕える可能性があるのでノルウェー攻略はその前に達成しておきたい。
北方の安定を確保したらケルンの武器文化をさらに上げていく一方で周辺諸国の状況チェックをマメにチェックしよう。フランスと結んでイギリスを倒すか、ハンガリーを攻めてコンスタンチノープルへの道を開くか、それとも同盟国越しにキプチャク＝ハン国のキエフを取って投石機を得るか、それは自軍の戦力と周囲の状況次第でプレイヤーが決めるのだ。王族・婿将軍が多ければより大胆な戦略がとれるだろう。
なおカール４世が死亡した際に東欧文化圏に属するジギスムントが後継すると文化圏の差異による領主独立の可能性がある。自軍の勢力が拡大しすぎないうちに譲位コマンドを使うといいだろう。