発端、っていうか･･･

　「それじゃあ博士！始めるわよっ！！」
　「あのな、テオドラ。これじゃあ前回のリプレイとまったく同じオープニングだろ？」
　（ドカッ！バキッ！ゴキッ！）
　「ちょ・・・ちょっと、ふざけんな。ここ、君が切れる所じゃないだろうよ？」
　「ご挨拶よ。私はみんなのアイドルで、ビザンツ王女なのよ！それが何？“変な外人にしか見えないが、（自称ビザンツ王女について）それを堂々と職業欄に書けるところは尊敬に値する”って、何よこの紹介！私のファンのみんなに、私の性格が誤解されるでしょう！」
　って、それに切れているんかいっ！しかも、本人、さらにキャラ濃くなっているし。さらに、自分でビザンツ王女って、言い切っている・・・
　「で、まさか、またリプレイを最初からとか、そんなことを言うわけじゃなかろうな？」
　「その通りよ、博士。今回選んだのは、シナリオ２。キプチャク＝ハン国でスタートよ。」
　「ん？キプチャク＝ハン国？意外に、まともだな」
　キプチャク＝ハン国、国王マング＝チムールは、PS版で政治５６・戦闘７５・知謀６１、国力普通、将軍４である。
　「違うの、正確には、ここにいるノガイとかいう将軍に反乱を起こさせて、その新国王で攻略していってもらいたいの」
　狂気の沙汰だ！おそらく、

ノガイの反乱成功→（キプチャク＝ハン国を）委任→セレクト＆スタートを押して新国王（ノガイ）でプレイ、これを狙っているのだろう。

　「待て、いくら何でも・・・だって、（独立後は）1人でプレイしていくわけだろ？」
　「このくらいの苦難が無くてどうするって言うの！ほら、みんな待っているんだから」
　テオドラは勝手に○ボタンを押し、スタートしてしまった。
　「それじゃあ、早速スタートよ！」
　「・・・・・・」
　もう、何言ってもだめだわ、こりゃ。

　本当に、こんなんで大丈夫だろうか？不安アリアリだが、こうして、オレたちのセカンドプレイが始まった。

☆ 登場人物の紹介

★グレートヘルプ（私）：考古学者（らしい）かつて、ビザンツ帝国で参謀を務めていた時代もある。（って、言い切っているし）詳細は、ｋｉｒｃｈｅｉｓさんのサイト「激動ユーラシア」（管理人さん、勝手に名前出してごめんなさい）の“グレートヘルプのビザンツ帝国史”に詳しい。しかし、後になって発覚した（らしい）が、テオドラ（助手）いわく「運が良いだけ」で「性格はせこい」と、満場一致（一人しか評価してねぇのに“満場”かよ？）で決まったみたいだ。（ヲイ、はっきりしろ。って言うか、カッコが多すぎる！）

★テオドラ：う〜ん、そんな記憶は無いが、“ビザンツ共和国のコンスタンチノープル出身”という、かなり怪しい設定の、私の助手であり、自称「ビザンツ共和国王女」（共和国なのに王女がいるのかよ？）なんでも、遺跡の発掘調査をする際、現地で日本語できる人・・・で、彼女を雇ったらしい（これも、グレートヘルプのビザンツ帝国史の「終章」をご覧下さい）が・・・結論を言うと、現地人を雇わなければならない状況だったとしても、彼女だけは雇わなかったはずである。（ヲイ）さらに、管理人さんのウェブで「ビザンツ王女」と紹介され、めちゃくちゃ舞い上がっている、やっぱり怪しい「変な外人」にしか見えないが、それを堂々と「職業」欄に書けるところは、尊敬に値するだろう。

★管理人さん：ご存知「激動ユーラシア」の管理人兼国王（多分）を務める、当代随一のウェブマスター。しかし、強引にグレートヘルプの友人にされた挙句、勝手に名前を出されている、ある意味被害者。（管理人さん、ごめんなさい。またなのですが、大変申し訳ないのですが、勝手に名前を使わせていただきます）管理人さん、ごめんなさい。ｍ(_ _)ｍ