トーラ

ケレイトの本拠は遊牧民ゆかりの地

ゲーム上ではトーラ川流域を指す。北蒙古のトーラ川はオルホン川と合流してバイカル湖に注ぐ全長700キロの大河で、この流域にあるステップ地帯はオルホン川流域と並び遊牧の拠点としては最適であった。

匈奴をはじめ歴代の遊牧民族がこの地域を本拠とししており(その証拠に匈奴の単于の陵墓がこの地域で発見されている)、12世紀後半にはケレイト族が支配した。チンギス=ハーンがケレイト族を破った後は彼の妃イェスイを主人とする第三オルドが置かれ、後にモンゴル帝国が首都と定めたカラコルムはこの地域に建設された。


モンゴル地域のほぼ中央に位置し土地の有効活用には申し分ない。支配範囲が他都市と重なる事無く殆どが平地なので内政は比較的楽。西域文化の影響があるからか牧畜・戦術以外の文化レベルは他のモンゴル都市より高いが、工芸と武器以外は施設建設可能なところまで至っておらず、むしろ牧畜・戦術レベルの低さが見劣りする印象を残している。

内政については、牧場と村の建設を優先し牧童の都にする事が至上の目標。ライバルであるオノンの牧畜レベルがかなり高いのでここに先を越されないようにしたい。その後は練兵所建設を優先し戦術レベルを伸ばしながら街道を整備し、他の文化は交易で上げていこう。モンゴルから西方に進出する基地としても重要なので武器・戦術の都を目指すのも良い。


登場 所属 防御 金銭 食糧 兵力 農耕 牧畜 武器 戦術 航海 建築 学術 芸術 医術 工芸
S1 ケレイト 300 4500 11000 5000 11 63 27 57 0 8 9 14 15 25
施設建設可能スペース
216ポイント。後半のシナリオに登場するカラコルムと範囲がほぼ重なる。
特産品
馬×2・毛皮×2、品薄にはならないので交易面での不安はない。