カリカット
南インド屈指の大貿易港
インド南西部、ケーララ州マラバル海岸の港町で、現在名はコジコーデ。7世紀以降アラビア人の南海貿易によって栄え、イブン=バットゥータも来訪しその繁栄を見聞した。15世紀末にヴァスコ=ダ=ガマの来航によりヨーロッパとの貿易も開始され綿製品・香辛料が輸出される。その後オランダ・イギリスの支配を受け、各国間での争奪戦により荒廃、復興後も南方のコチンの台頭に苦しんだ。カリカットは白木綿地・キャラコの語源としても有名だが現在では綿製品は衰微、香辛料の他に木材・コーヒーの輸出で知られる。
インド南部のアラビア海に面する都市で、特産品の種類が豊富だが綿織物が含まれないのが惜しまれる。航海・医術の文化が高めで初期の芸術レベルもゲーム中に登場する都市の中では相当なものだ。各シナリオを通してデータが殆ど変化していないのも目に付く。敵の都市から遠く離れているのでじっくり施設建設に励めるのが嬉しいが、この都市だけでの開発スペースは決して広くない。まずは十分な食糧収入を確保し、その上で医術または芸術の都を目指す事になるだろう。医術文化を優先すれば子供が生まれやすくなるので王族・婿将軍を多めに揃えられるし、芸術なら金銭収入の倍増に加え文化技能を持つ将軍を登用しやすくなり移住で作った都市の文化を素早く上げられる。どちらを取るかはプレイヤー次第である。
登場 | 所属 | 防御 | 金銭 | 食糧 | 兵力 | 農耕 | 牧畜 | 武器 | 戦術 | 航海 | 建築 | 学術 | 芸術 | 医術 | 工芸 |
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S1 | ヒンドゥー諸王朝 | 400 | 5000 | 12500 | 5500 | 26 | 17 | 27 | 22 | 41 | 34 | 27 | 37 | 42 | 18 |
S3 | ヒンドゥー諸王朝 | 400 | 5000 | 12500 | 5500 | 26 | 17 | 27 | 22 | 41 | 34 | 27 | 37 | 42 | 18 |
S2 | ヒンドゥー諸王朝 | 500 | 5000 | 12500 | 5500 | 28 | 17 | 29 | 22 | 41 | 38 | 28 | 37 | 42 | 18 |
S4 | ヒンドゥー諸王朝 | 500 | 5000 | 12500 | 5500 | 28 | 17 | 29 | 22 | 44 | 38 | 28 | 37 | 42 | 18 |
- 開発スペース
- 120ポイント。アラビア海にごっそり勢力範囲を取られているが平地が多めで開発は楽。
- 特産品
- 香辛料×1、砂糖×1、象×1、塩×1。大航海時代のシンボル・香辛料の存在が光る。