ジャダラン

梟雄率いる名族の末路

伝説の氏族の一つ？

ジャダラン族はモンゴル族の伝説的祖先・ボトンチャルの妾腹の子を祖とするといわれ、遼の歴史書にもその名が見えたモンゴル高原での有力氏族の一つであった。12世紀中期には低迷していたがジャムカが族長となるや彼の才覚で一大勢力となり、チンギス＝ハーンのモンゴル族と盟友となった。

梟雄ジャムカの戦い

ジャムカはチンギス＝ハーンの盟友としてメルキト族を破りしばらく行動を共にしたがチンギスの才覚を次第に危険視し、彼の離脱・ハーン即位に至ってメルキト・タタル・タイチウトら反チンギス派を糾合しモンゴル族を攻撃したが事態を有利に進める事ができなかった。その後反チンギスの首領としてグル＝ハーンを称するも1201年にコイテンの会戦でモンゴル・ケレイトの連合軍に破れ、ジャダラン族も実質的にモンゴル族に吸収された。ジャムカはこれ以降もケレイト族のサングンやナイマン族に組してチンギスに対抗するが敗北、部下の裏切りにあい刑死した。

シナリオ１では…

所有都市: ゴルゴナク
初期の将軍: ジャムカ・タイチャル・ジェベ・クイルダル・ジュルチダイ・タタトンガ
敵対国: ケレイト（友好5）、モンゴル（友好3）
文化アイテム: 馬頭琴（芸術+1）
編成可能兵科: 蒙古騎兵・狩猟騎兵・軽歩兵・短弓兵