ハフス朝

十字軍を破ったチュニジアの王国

ムワッヒド朝から独立

チュニジアを支配したハフス朝はベルベル族・ハフス家出身のアブー＝ザカリーヤ（ヤフヤー1世）によって1228年に創始された。アブー＝ザカリーヤはチュニジアを支配していたムワッヒド朝の衰退に乗じて自立、首都チュニスを拠点とした地中海貿易で繁栄の地盤を築いた。

シナリオ３では…

所有都市: チュニス
初期の将軍: ヤフヤー1世・ムンタシル・アッバール・サイイディー・イブン=サイード
敵対国: フランス・マリーン朝・カスチラ王国（各友好度5）
文化アイテム: アストロラーベ（航海+8）
編成可能兵科: 駱駝兵・軽歩兵・短弓兵

ムンタシルの統治

2代目のムンタシルは1259年のアッバース朝滅亡に際してその後継者を自認、カリフを名乗って君主の地位向上を図った。また1270年にはフランス王ルイ9世の十字軍に抗戦、疫病による十字軍の自滅に乗じて有利な条件で停戦しカトリックの進出を拒んだ。彼の治世がハフス朝の最盛期であった。

シナリオ２では…

所有都市: チュニス
初期の将軍: ムンタシル・アル=ブーシーリ・イブン=サイード
敵対国: フランス（友好度5）
文化アイテム: アストロラーベ（航海+8）
編成可能兵科: 駱駝兵・軽歩兵・短弓兵

ハフス朝その後

ムンタシル没後のハフス朝は内乱やマリーン朝の攻撃に苦しむ停滞期が続いた。チュニス出身の歴史家・イブン＝ハルドゥーンは同王朝の政情不安に強く影響を受けている。15世紀初期には一旦勢力を回復したが、16世紀にオスマン＝トルコの攻撃を受け、一時期スペインの保護下に入って命脈を保つも1574年にオスマン＝トルコに併合された。

シナリオ４では…

所有都市: マラケシュ・チュニス
初期の将軍: アフマド２世・ハルドゥーン
敵対国: 両シチリア王国、マリーン朝（各友好度5）
文化アイテム: 規範的解剖学説（医術+8）、アストロラーベ（航海+6）
編成可能兵科: 駱駝兵・軽歩兵・短弓兵