マリーン朝

モロッコのイスラム王朝

ベルベル族が建国

マリーン朝は1196年にアトラス山脈の半遊牧民・ベルベル族の族長・アブドゥル＝ハックによって創始された。2代目のウトマーン1世以後はアトラス山脈から中部モロッコに進出、新興のハフス朝と結んでムワッヒド朝を攻撃した。

シナリオ３では…

所有都市: マラケシュ
初期の将軍: ウトマーン・ヤグムラーサン・アル＝ブーシーリ
敵対国: フランス・ハフス朝（各友好度5）、カスチラ王国（友好度3）
文化アイテム: 薬学（医術+5）・天文学（航海+4）・代数学（学術+3)
編成可能兵科: 駱駝兵・軽歩兵・短弓兵

ヤアクーブ1世の統治

5代目のヤアクーブ1世は1269年にムワッヒド朝を滅ぼしモロッコを平定、新都フェズを建設。その後はカスチラ王国の内紛に干渉しイベリア半島に進出した。しかし大レコンキスタで失われたイベリアの大都市奪回には失敗する。

シナリオ２では…

所有都市: マラケシュ
初期の将軍: ヤアクーブ・ユースフ・ヤグムラーサン
文化アイテム: 天文学（航海+6）
編成可能兵科: 駱駝兵・軽歩兵・短弓兵

マリーン朝その後

14世紀のマリーン朝はアルジェリアのザイヤーン朝との抗争を続け、ヤークーブ1世の孫・アブー＝アルハサンの治世（1331～48）ではこれを破って一時はマグリブ全土を支配した。1355～6年にはモロッコ出身の旅行家イブン＝バツータがマリーン朝の君命により旅行記「三大陸周遊記」を記している。14世紀後半以降に衰退して15世紀にはポルトガルのモロッコ進出を許し、1465年に内乱で滅亡した。

シナリオ４では…

所有都市: マラケシュ
初期の将軍: アジーズ１世・アブー＝ハンムー・イブン＝バツータ
敵対国: カスチラ王国・ハフス朝（各友好度5）
文化アイテム: 天文学（航海+5）
編成可能兵科: 駱駝兵・軽歩兵・短弓兵