泉州

東アジア最大の国際貿易都市

中国南西部・福建省の都市。唐の後期から国際貿易港として栄えアラビア商人ら外国人が多く居住した。宋朝もこの地を重視し市舶司(海上貿易を担当した役所。貨物検査・関税徴収・外国商人の保護監督が任務)を設置。南宋末期にこの地の市舶司・蒲寿庚は元に降伏、残存政権を奉じる張世傑の攻撃を退けた。元代には蒲寿庚らの指導のもと中国最大の南海貿易港となり海軍の拠点も兼ねて最盛期を迎え、西方諸国人にはザイトンと呼ばれマルコ=ポーロやイブン=バットゥータにその繁栄ぶりを賞賛された。しかし明朝中期以降は広州・福州の発展やマカオの開港で急速に衰えてしまった。


中国・華南地方に位置する航海レベルの高い港湾都市。航海以外の文化度はそこそこだが臨安と近接している為交易で容易に上げられる。ただ馬を産しないため軍事都市としては不向き。水の都の地位は臨安に譲った方が良いだろう。開発については、文化度を上げる施設よりは田畑・町・村を優先して建設し完全に安全圏に入ったら村を減らして補給都市にするといい。特に臨安で文化施設を優先するなら、こちらで村を多めに建設して臨安に兵士を供給しよう。CPUが担当しているとアンコール朝や陳朝に占領される事もあるので、軍備の充実も忘れずに。


登場 所属 防御 金銭 食糧 兵力 農耕 牧畜 武器 戦術 航海 建築 学術 芸術 医術 工芸
S1 南宋 500 9500 16000 6000 52 22 35 13 90 35 43 37 42 37
S3 南宋 500 9500 16500 6000 52 22 35 13 90 35 43 37 42 37
S2 南宋 600 8500 16000 7000 53 24 38 18 95 43 45 37 47 37
開発スペース
85ポイント。台湾を含む為、実は臨安よりは広い。
特産品
茶×3、塩×1、鉄×1。質・量とも不足は無く、交易による収入交易の利益は抜群。