成都

三国志・劉備ゆかりの地

中国・四川省の省都。物産が豊富で「天府の国」と称され中国屈指の穀倉地帯でもある。羌族の蜀山氏が四川盆地北西部に定住し国都を成都と命名した事に始まり、以降蜀地方の中心となる。紀元前4世紀に蜀を征服した秦はこの地に都城を築き、三国時代の蜀漢をはじめ蜀地方の独立政権はここを首都とした。唐の時代には「揚州は天下第一、益州(蜀)は第二」と謳われ第二の都会として繁栄、安史の乱・黄巣の乱では首都長安を占領された朝廷がここに避難した。元時代にもマルコ=ポーロが繁栄を賞賛している。蜀錦の生産で有名。


山岳・密林に囲まれた難所に見えるが街道が整備されているのでユニットの移動は楽。また騎兵を編成できない点とあわせて攻め易く守り難い印象を受ける。尤も元・明の都市である場合は火砲兵を相手にするので攻城戦では苦戦するかもしれないが。いずれにせよ都市の特徴はデメリットの方がより忠実に再現されたきらいがある。内政についてだが、最前線となる場合を除けば軍備に気を使うことは無い。施設を立てられるスペースは少ないが工芸の都を目指すことは可能。交易の主力特産品となる絹織物の増産のためにも工芸所を積極的に立てていこう。他の文化度は交易を通して上昇させればいい。


登場 所属 防御 金銭 食糧 兵力 農耕 牧畜 武器 戦術 航海 建築 学術 芸術 医術 工芸
S2 500 5600 12000 5400 28 25 32 30 0 34 29 42 27 57
S4 500 5600 12000 5400 28 25 33 30 0 36 34 42 28 57
開発スペース
74ポイント。山岳・密林に奪われたスペースがあまりにも多すぎる。
特産品
医薬品×1、絹織物×1、茶×1。質的には文句無しだが馬を産しないのが残念至極。